「捜索」と「探索」の違いとは？分かりやすく解釈

この記事では、「捜索」と「探索」の違いを分かりやすく説明していきます。

「捜索」とは?

「捜索」の意味と使い方について紹介します。

意味

「捜索」は「そうさく」と読み、「行方不明の人やものがある場所を見つけようとすること」「事件があった時に、証拠や犯人を見つける為に部屋などを強制的に調べること」という意味です。

使い方

「捜索」は「捜索する・した」と動詞を伴って使ったり、「捜索願い」など複合語として使います。

基本的に、行方不明になった人や、事件の証拠や犯人など、警察や消防などが絡むことを表します。

「捜」は「さがす」とも読み、「どこかにあるけれども見つからないものを見つけようとすること」という意味があります。

つまり、目に見えるもので、消えてなくなることはあり得ないものを探す時の表現なのです。

「探索」とは?

「探索」の意味と使い方について紹介します。

意味

「探索」は「たんさく」と読み、「まだ誰も知らない事柄などを調べること」「犯人の行方や背後の事情などを調べること」という意味です。

そこにあると定めて、掘り下げて調べることを言います。

使い方

「探索」は、「探索する・した」と動詞を伴って使ったり、「探索中」など複合語として使います。

未知の事柄、或いは知りたいことを調べる為に、ある場所で行動する時の表現です。

但し、「捜索」と違い、「あるはず」という前提は当てはまらず、一生懸命探しても見つからないことがあるのが「探索」なのです。

「捜索」と「探索」の違い!

「捜索」は、「どこかに必ずある人やものを調べること」です。

「探索」は、「誰も知らない事柄や事情などを調べること」です。

まとめ

「捜索」と「探索」は、結果が出るかでないかという違いがあります。

あるという前提で探すのが「捜索」、なくても探すのが「探索」と覚えておきましょう。