「事実婚」と「内縁」の違いを分かりやすく解釈

この記事では、「事実婚」「内縁」の違いを分かりやすく説明していきます。

「事実婚」とは?

「事実婚」とは?

「事実婚」とは、法律上の婚姻はしていませんが、夫婦として同一の生活をしていることを言います。

また周りの人も二人を「夫婦」として見ている、知っている状態です。

本人たちに「婚姻したい」という意思がないということですから、例えば夫婦別姓にこだわる人は「事実婚」を選択するということもあるでしょう。

「内縁」とは?

「内縁」とは?

「内縁」とは、実質的に夫婦関係にあるのですが、婚姻届けを出していない為、夫婦として認められていない関係性を言います。

しかし準婚として、法律上の婚姻に準じた扱いを受けることはできます。

実質、夫婦関係であっても、何らかの事情があり婚姻届けを出せないといった印象が強い言葉でもあります。

「事実婚」と「内縁」の違い!

「事実婚」と「内縁」の違い!

「事実婚」「内縁」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも法律上の婚姻関係ではない男女のことという意味合いは共通しています。

ですが内容に違いがありますので、見ていきましょう。

まず「事実婚」ですがこれは法律上の婚姻をしていないのですが、社会的に夫婦として同一の生活をしていることを言います。

また夫婦別姓など、何か思うところがあり婚姻の意思がないという点が特徴としてあります。

一方の「内縁」は実質的には夫婦関係にありながらも、婚姻の届け出をしていない男女関係のことを言います。

こちらは事情があって出せないといった印象が強いのです。

それが「事実婚」との違いとも言えるでしょう。

ですが「内縁」という関係も、婚姻に準じるとして準婚として扱われます。

使い分けとしては、当人たちがどのようにとらえているかで変わりますが、一般的なイメージとしては「事実婚は、当人に婚姻の意思がないが、夫婦として生活をしている」「内縁は、夫婦関係でありながら婚姻届けを出していない為、夫婦として認められていない男女関係」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「事実婚」「内縁」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

当人たちがどのようにとらえているか、また抱えている事情などがありますので、周りが勝手に決めつけることではないということは覚えておきましょう。

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