ここでは「ご案内いただきありがとうございます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご案内いただきありがとうございます」とは?
「ご案内いただきありがとうございます」とは?
「ご案内いただきありがとうございます」は、「案内」と表現できる対応をしてもらったことに対するお礼として使われる表現です。
分かりやすい使い方として、どこかの会社や施設などの中で行きたい場所が分からず、誰かに案内を受けたような際に「ご丁寧にご案内いただきありがとうございます」などと用いられるシチュエーションで、そこまでの案内についてのお礼として用いています。
ビジネスシーンでは、何かの展示会や説明会、会合などへ参加しないかといった誘いがあった時に、それに誘ってくれたということ自体へのお礼として用いることがあります。
こういう時には「○○の展示会にご案内いただきありがとうございます」のような使い方になり、そのような誘いも「案内」の1つのため、この表現を用いることができるという具合です。
「ご案内いただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご案内いただきありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご案内いただきありがとうございます」は、先のようにどこかに案内してもらった時や、何かへの誘いをその案内と捉えて使う以外に、知らない土地や施設内などで色々と説明を受けながら一緒に回ってもらうといった案内を受けた時にもよく用いられます。
特にプライベートなシーンではそのような場合に使われることが多く、この時にははっきりと「案内」を受けていると分かるので用いやすいケースです。
何かの商品やサービスをすすめられたといった時にも使うことができ、「新製品をご案内いただきありがとうございます」といったような用い方になりますが、こういった時や何かへの誘いに対して使う場合には、その「案内」自体へのお礼として用いたとしても、誘いや購入には至らないようなことも普通にあり、それについてはまた別だと考えて構いません。
「ご案内いただきありがとうございます」を使った例文
「ご案内いただきありがとうございます」を使った例文
・『ここまでご案内いただきありがとうございます。あとは1人で大丈夫です』
・『初めての土地でしたが、色々とご案内いただきありがとうございます』
「ご案内いただきありがとうございます」の類語や言い替え
「ご案内いただきありがとうございます」の類語や言い替え
・『お誘いいただきありがとうございます』
何かへの誘いを受けたといった時に、この「ご案内いただきありがとうございます」を使う場合の言い替え表現になります。
・『ご紹介いただきありがとうございます』
こちらは商品やサービスなどをすすめられた際の言い替え表現になり、こちらの方が直接的な表現のため、分かりやすい使い方ができます。
まとめ
まとめ
「ご案内いただきありがとうございます」は、直接何かの案内を受けた場合や何かへの誘い、または何かを紹介されたといった時のお礼の表現として使われます。
それ自体に対してのお礼になるため、その後の対応についてまた別の話になり、この表現としては誰に対しても失礼になることなく使うことができます。