「住所を教えていただけますでしょうか」とはどのように使う?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「住所を教えていただけますでしょうか」とは?
「住所を教えていただけますでしょうか」とは?
「住所を教えていただけますでしょうか」という表現は、相手に対して住所を教えてもらいたいときに使用する言葉であり、基本的には、何かしらの資料などの郵送物を送付したいときにその送り先の住所を質問する際に使われる言葉です。
そのほか、相手先の会社を訪問する場合なども、相手に対して事前に「住所を教えていただけますでしょうか」と使用することがあります。
最近は減ってきていますが、相手に対して、年賀状やあいさつ状などを送る際にも「住所を教えていただけますでしょうか」と表現して質問をすることがあります。
そのほか、契約書などを作成する際に、相手先の住所を正確に把握する必要がある場合などにも「住所を教えていただけますでしょうか」と使うケースがあります。
「住所を教えていただけますでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「住所を教えていただけますでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「住所を教えていただけますでしょうか」という言葉をビジネスメールで使用する場合の注意点としては、唐突に質問をしてしまうと相手に警戒感を感じさせてしまうという点が挙げられます。
必ず、「住所を教えていただけますでしょうか」という質問の前には住所を聞く理由を具体的に伝えることが非常に重要となります。
例えば、「弊社の資料を御社に送付させていただきたいので、住所を教えていただけますでしょうか」といった使い方をすると相手も質問された理由が明確になるので安心できます。
この質問は相手から回答をしてもらう必要があるものなので、メール作成の際には、なるべく簡潔に記載して、他の要件とは分けて送ったほうが良いでしょう。
また、メールのタイトルなども工夫して、住所を教えてほしい旨がしっかりと伝えるようにすることも重要です。
「住所を教えていただけますでしょうか」の正しい敬語表現
「住所を教えていただけますでしょうか」の正しい敬語表現
「住所を教えていただけますでしょうか」の敬語表現としては、「ご住所を教えていただけますでしょうか」と住所の頭に「ご」を付けるだけで十分です。
また、質問をする理由が明確になっているのであれば、「ご送付先をご教示いただけますでしょうか」といった表現もとても丁寧です。
「住所を教えていただけますでしょうか」を使った例文
「住所を教えていただけますでしょうか」を使った例文
・『資料をご送付させていただきたいので、ご住所を教えていただけますでしょうか』
・『ご挨拶にお伺いさせていただきたいので、御社のご住所を教えていただきたく考えてます』
・『ご住所をご教示いただけると幸いです』
「住所を教えていただけますでしょうか」の類語や言い替え
「住所を教えていただけますでしょうか」の類語や言い替え
「住所を教えていただけますでしょうか」の類語や言い替えとしては、「ご送付先を教えていただきたく存じます」などとなります。
まとめ
まとめ
「住所を教えていただけますでしょうか」という言葉はビジネスシーンで使用されることが多い表現なので正しい使い方を身に付けておくと非常に便利です。