「先日はお越しいただきありがとうございました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「先日はお越しいただきありがとうございました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「先日はお越しいただきありがとうございました」とは?

「先日はお越しいただきありがとうございました」とは?

「先日はお越しいただきありがとうございました」は、前日以前にその相手にどこかに来てもらったことに対するお礼として使われる表現です。

よって、そういったことがあって初めて用いることができるため、使えるシチュエーションが限られます。

どこに来てもらったのかをつけて使うことが多く、その時には途中にそれを入れて、「先日は弊社までお越しいただきありがとうございました」のように用います。

それが前日以前のことであれば、特に何日前までといったような決まりはありませんが、概ね1週間程度までのことについて使うことが多くです。

それ以前になってしまうと、あまり「先日」という表現とマッチしなくなってしまうため、それには注意してください。

「先日はお越しいただきありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「先日はお越しいただきありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「先日はお越しいただきありがとうございました」は、先のように「先日は」の後にどこに来てもらったのかという文言を入れて使うことができます。

また、「先日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございました」といったように使ってもよく、そのままの形よりそういった使い方の方が多くなっています。

口語、文章のどちらでも使うことができ、電話口でその相手に対して直接用いたり、文章でその時のお礼として使うなど、ビジネスシーンでもそのような用い方が多く見られます。

どこかに来てもらったことが前提になるため、こちらから出向いたという場合以外であれば、待ち合わせをしてお互いにその場所まで行ったという時にも使うことができ、その場合にも「先日は○○までお越しいただきありがとうございました」などと用いれば問題ありません。

以下の例文では、実際に多い「先日は」の後に色々な文言をつけた使い方を紹介します。

「先日はお越しいただきありがとうございました」を使った例文

「先日はお越しいただきありがとうございました」を使った例文

・『先日は遠いところをお越しいただきありがとうございました』
・『先日はご多忙な中、弊社までお越しいただきありがとうございました』

「先日はお越しいただきありがとうございました」の類語や言い替え

「先日はお越しいただきありがとうございました」の類語や言い替え

・『先日はご足労いただきありがとうございました』
この「ご足労」は、そこまで来てもらったことに対するお礼として用いられます。

下から使う丁寧な表現になるので、他社や目上の人が相手の場合に元の「先日はお越しいただき~」より向いていますが、畏まった使い方になるため、相手を選んで言い替えに用いてください。

まとめ

まとめ

「先日はお越しいただきありがとうございました」は、どこかに来てくれたことに対してのお礼として使います。

「先日は」の後にその場所や忙しいところをなどと入れて用いることが多く、ビジネスシーンでもそのようなことがあった時によく使う表現です。

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