「不備等ございましたらご指摘ください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「不備等ございましたらご指摘ください」について解説をします。

「不備等ございましたらご指摘ください」とは?意味

「不備等ございましたらご指摘ください」とは?意味

完全ではないところがあったら、それと示してください、という意味です。

「不備」には、必要なものがすべてはそろっていないという意味があります。

「等」は、同じようなものを並べて、他にもまだある意を表します。

「寒さ対策に腹巻やネックウォーマー等を使う」のような用い方をします。

「ございまし」「ございます」のことで、「ある」の意の丁寧語です。

「たら」は仮定の意を表します。

「ご指摘」「指摘」を敬意を示す形にしたものです。

「指摘」には、大切なところや過ちなどを具体的にあげて示すことという意味があります。

「ご」をつけると、その行為をする人に敬意を示す表現になります。

「ください」は、ある事柄をするように求める意を表します。

「不備等ございましたらご指摘ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「不備等ございましたらご指摘ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側に不備があったときに知らせてもらうために用います。

たとえば、A社がB社に対して新しい製品を渡したとします。

A社はこの製品の点検を十分に行っていますが、問題が見つかる可能性は否定できません。

長年使用されている製品ならば、長い年月の間で完全ではないところが見つかり、その点を改善がされています。

しかし、新しい製品は使用歴が短いので、完全ではないところがあっても見つかっていない可能性があります。

A社がB社に渡した製品に不備がある可能性があるのです。

もしも何かあったときには連絡が欲しいです。

そういった場面で用います。

もしも不備を伝えられたなら、すぐに対応をしましょう。

「不備等ございましたらご指摘ください」を使った例文

「不備等ございましたらご指摘ください」を使った例文

・『不備等ございましたらご指摘ください。連絡はこちらまでお願いいたします』

「不備等ございましたらご指摘ください」の返答や返信

「不備等ございましたらご指摘ください」の返答や返信

問題点があった場合には知らせてください。

具体的にどのような事柄なのか詳しく説明をします。

たとえば、機械がうまく動かないという場合、どのような状況で、どのようになるのかを具体的に伝えます。

製品の場合だと、不備があったときには新しいものと交換してくれる場合があります。

場合によっては修理をお願いします。

不備がないときには連絡をする必要はありません。

何もない場合は「何もありません」と伝えてもよいでしょう。

まとめ

まとめ

この言葉は、話し手側に不備があるようならば知らせて欲しいときに用います。

不備がないように点検などをすることが重要ですが、完全にはいかないこともあります。

相手が知らせてくれた場合には、適切な対応をとりましょう。

タイトルとURLをコピーしました