「クラオタ」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「クラオタ」の意味や使い方、例文を取り上げて分かりやすく説明していきます。

「クラオタ」とは?意味

数ある音楽の中でも特にクラシックが大好きな人を「クラオタ」と呼びます。

クラシックオタクという意味があり、若者の間ではインターネット上でやり取りをするときや、名指しで相手を呼んで交流をはかっています。

クラシック音楽を聴くことが何よりも好きで、家にいるときはお金をかけたスピーカーでじっくり音楽を流して聴き入ることが趣味です。

素晴らしい音で聴くためには、たとえ学生であってもアルバイトしてお金を貯めて大金を注ぎ込んで高額なものを選びますし、専門雑誌をわざわざ取り寄せたりと中高年並みの趣味の仕方を楽しんでいます。

「クラオタ」の概要

アイドルオタクを略してドルオタと呼ぶように、クラシックオタクを4文字に省略して「私はクラオタです」と自己紹介のときに使っています、同じ趣味仲間と掲示板で交流するときに呼び合います。

彼らは趣味のためなら希少価値があるレコードを買って収集したり、マニアしか知らない専門誌を一からすべて並べて楽しむわけです。

音楽を聴きたいと思えば電車や飛行機に乗り、遠くても開催するクラシックコンサートに出かけるなど本格的に活動したり、作曲家にのめりこめば生誕地である海外にまで行って墓参りをするなど、まるでアイドルオタク並みの活発な行動して見せて周囲を驚かせます。

しかし、多額のお金を注ぎ込んでいるところや、クラシックの会話ばかりするところが鼻につくと思われてしまい、距離をおかれることもあるでしょう。

「クラオタ」の言葉の使い方や使われ方

電子掲示板では、クラシックが特に好きでオタクと思う人を「クラオタでしょ」と相手に尋ねるときに使われています。

ときに「お前、クラヲタだわ」と表して、あまりにも自分の好きなものを追求しすぎて周囲が見えていない発言を繰り返す人に容赦なく突っ込みを入れるわけです。

好印象があると感じる人に対しては「君はクラオタで素敵だ」と褒めるよりも、どちらかといえば若いのに古風な音楽が好きなところにあきれてしまう気持ちを表すため「クラオタは鼻につく」と自分がいかに不愉快であるか気持ちをぶつけます。

「クラオタ」を使った例文(使用例)

・『隣の家に住む男子大学生はクラオタなので、恋愛よりもクラシックの方が趣味で驚く』
・『親が昔買った高額なオーディオ機器で、落札した海外の名盤レコードを聴いている』
・『ドルオタがクラオタになり、職場で一番クラシックに詳しい者であると人気を集めた』
周囲が恋愛の話で盛り上がっている年頃なのに、クラシック音楽の話ばかりしているところに驚くわけです。

そんな「クラオタ」は、親が若い頃に買った機器を受け継ぎ、オークションで名盤レコードを探して落札することに力を注ぎ、自分なりに様々な情報源を使って学んでいるため誰よりもクラシックに詳しい者になる人もいます。

まとめ

クラシックのためならお金も時間も注ぎ込むほど大好きな人を「クラオタ」と呼び、若者の間では、まるで漫画や鉄道オタクのように感じるところがこのように呼ぶきっかけとなりました。

そんなオタクとうまく付き合うには、クラシックを学び、知識を身につけて楽しく会話してみるといいでしょう。