「やめあら」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「やめあら」の意味を分かりやすく説明していきます。

ネットスラングを学びましょう。

「やめあら」とは?意味

「やめあら」とは?意味

「やめあら」とは「やめて、荒らさないで」の省略語です。

掲示板を荒らしてくる、攻撃的なコメントを追い払う表現です。

ちなみに「やめあら」「やめ」「やめて」

「あら」「荒らさないで」を意味しています。

ちなみに「荒らす」「荒らし」というのは、掲示板用語です。

いわゆるネット上で、言葉の暴力をおこなう人をいいます。

悪態をついて誹謗中傷めいた言葉をぽんぽんぶつけてくる、こわい発言を指しています。

こうした発言をとめる言い方が「やめあら」です。

「やめあら」の概要

「やめあら」の概要

「やめあら」が生まれたのは『2ちゃんねる』です。

アニメ系の掲示板で、ある作品について語っていたとき、不具合をやじるコメントが飛び交っていました。

それを見ていたユーザーから「そろそろ、このネタはやめよう」という「待った」が入りました。

このとき使われたのが「やめあら」です。

「やめろ、これ以上荒らすな」というと、攻撃的な発言に思えますが「やめあら」であれば、その度合いはマイルドになります。

言いたいことはビシッと伝えつつ肝心な話はオブラートに包む、やり手の制し方です。

「やめあら」の言葉の使い方や使われ方

「やめあら」の言葉の使い方や使われ方

・『その話は関係ないでしょう。やめあら』
・『作品に罪はないよ。そろそろ、やめあら』
・『心臓に悪い話ばかり…。やめあら』

「やめあら」の類語や言いかえ

「やめあら」の類語や言いかえ

「やめあら」「やめて、もうこれ以上荒らすな」の訳があります。

ちなみにネットの荒らしは「釣り」とも呼ばれています。

ネットでウソをついて面白がる行為をいいます。

本物の釣り人にとっては迷惑な言葉ですが、魚釣りを楽しむように周りの状況をたのしむ、悪趣味な発言をたとえています。

この言葉から生まれたのが「釣り師」です。

ネットに過激な言葉を投げかけて、ユーザーの反応を楽しみに待つ人をいいます。

ネットで嫌な言葉を見ると、こちらも嫌な気持ちになってしまいます。

けれども中には、わざとそうしたケンカを仕向けてくる人もいます。

どこまで本心なのか分からない部分もあるため、過剰に反応しすぎないことも大切です。

「いいね」「すごい」などの良い表現を取り入れながら、ユーザー同士の円満な関係を目指していきましょう。

まとめ

まとめ

「やめあら」の意味と使い方をおさらいしました。

「やめあら」とは「止めろ、荒らすな」の省略形です。

2ちゃんねるの掲示板から生まれた用語で、いわゆる「荒らし」に対抗する手段として定着してきました。

暴力的な発言をする人、茶々を入れる人に「待った」をかける言い方です。

ネットには良い言葉ばかりではなく、嫌な言葉も流れています。

中には釣り師のように、わざと悪い言葉を投げかけて反応を楽しむ人もいます。

程よい距離感を心がけて、楽しくネットと付き合ってみてください。

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