「早々にご対応いただき」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「早々にご対応いただき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「早々にご対応いただき」とは?

「早々にご対応いただき」とは?

「早々にご対応いただき」は、その相手にお願いした何かの対応が早かったと思った時に用いる表現です。

「早々にご対応いただき、ありがとうございます」のような使い方になり、それをありがたいと考えて用いることになります。

ここでの「対応」は、何かの依頼をこなしてくれたという意味になりますが、広く解釈することができるため、それが調べものの結果を知らせてくれたといった内容から、誰かに連絡をとってくれた、何かを作ってくれたといった色々なそれを対象にして使われています。

そのような使い方からビジネスシーンで用いられることがほとんどで、実際にそこまで早かったという訳ではなくとも使う場合があり、その場合には礼儀として使っていると考えてよく、このように用いることで使われた側も悪い気はしないものです。

「早々にご対応いただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「早々にご対応いただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「早々にご対応いただき」は、前述のように、その相手に対して礼儀として用いることも多いですが、その場合でも明らかに遅かったという時には使うべきではありません。

例えば、3日もあればと考えていたことが5日掛かったという時にこの「早々にご対応いただき〜」と使ってしまうと、遅かったことへの嫌味に聞こえてしまう場合があるためで、普通に考えてこれくらいだろうといった時間や期間に収まっていると思った時に用いてください。

電話口などで口語で用いることもありますが、文章で使われることが多く、近年ではそのようなことがあった時によくメールでその対応が早かったことへのお礼として用いられています。

「早々にご対応いただきまして」とすると少し丁寧になるので、相手によってはそちらの形にして使う方がいいでしょう。

「早々にご対応いただき」を使った例文

「早々にご対応いただき」を使った例文

・『もう少し掛かるものだと思っていましたが、早々にご対応いただき感謝します』
・『○○の件ですが、早々にご対応いただきましてありがとうございました』

「早々にご対応いただき」の類語や言い替え

「早々にご対応いただき」の類語や言い替え

・『早急にご対応いただき』
この「早急」とすると、本当に早かったという時に用いる表現になります。

よって、礼儀として使うことはあまりなく、口語で用いる場合は「さっきゅう」、もしくは「そうきゅう」のどちらでも構いません。

まとめ

まとめ

「早々にご対応いただき」は、何かを思ったより早くしてもらえたといった時のお例として使われています。

そこまで早かったという訳ではなくとも礼儀として用いることがあり、その使い方からビジネスシーン向けの表現です。

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