「自信ニキ」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「自信ニキ」【じしんにき】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「自信ニキ」とは?意味

専門分野に長けている人を「自信ニキ」【じしんにき】と呼び、自分が得意とすることに関してはプロ並みに知りえている人を指す言葉です。

その分野に詳しい知識を持ち、自信を持っている人であるため頼れる者として人からの人気を集めます。

特定の分野で本領を発揮し、驚くほど能力を見せるところが人に「すごい」と感じさせるわけです。

この自信家は、「自分はできる人間だ」と豪語するだけでなく、「自分は○○に対してすごく自信ニキだ」と具体的に、この分野であれば人よりもかなりできると取り上げて言ってみたり、「これに関して自信ニキはいるか」と専門分野について頼れる人を募るときも使われています。

「自信ニキ」の概要

言葉の語源は、電子掲示板で人気がある『なんJ』であり、当時アニキとファンに親しみを込めて呼ばれていた阪神タイガースの顔である金本選手からきています。

いつもチームを気にかけたり、何かと助けたりする兄のように頼れる人であったことから「自信ニキ」という言葉が生まれました。

いつも自信家のような顔を見せるだけではなく、面倒見がいい兄貴(アニキ)からニキをとって「自信」に掛け合わせた言葉が「自信ニキ」です。

ファンの間で広く認知されると、身近にいる頼れて信頼感がある人を「自信ニキ」と呼ぶようになります。

何かと心配して相談にのり、適切なアドバイスしてくれる人を「自信ニキ」と親しみを込めて子供から大人が呼ぶようになったわけです。

「自信ニキ」の言葉の使い方や使われ方

人よりも、自分の方がかなり専門的なことを熟知しているときは「俺、バイクにかなり自信ニキだ」と人に自慢するように伝えます。

「5Gのことなら何でも知っている自信ニキさ」と自分の方から言ってみたり、「都心の物件のことなら自信ニキ」と言って、人に頼りにされたいと思う気持ちをさりげなく伝えるわけです。

SNSでは、フィギュアを組み立てるコツが分かる自信ニキ今すぐ助けて」と助けを求めて分かる人を募ることもあります。

そんな特化した知識がある先輩を頼り、後輩が「自信ニキ、助けてください」とお願いして、頼りにしたいと思う気持ちを伝えるときに使う呼び方なのです。

「自信ニキ」を使った例文(使用例)

・『インテリアのことなら任せて。私、専門学校に通っていた自信ニキなんで』
・『職場にいる上司は、何かと自分はカカオ豆に詳しい自信ニキと自慢してくるのが鬱陶しい』
・『スマートフォンが家に届いたんだけど、設定の仕方が分かる自信ニキの人、教えて』
専門学校に通っていた人は、どのような内装であればその人が納得するインテリアにできるかアドバイスします。

しかし、あまりにも専門的な知識を持っていることをひけらかす人は嫌われてしまうこともありますので、注意が必要です。

まとめ

特化した専門分野を追及し、知識を身につけるため学んでは人に教えたり、アドバイスできる人を「自信ニキ」と呼びます。

彼らは頼られることに生きがいを見いだしますので、その人が得意とする専門的なことを聞いてあげればいい交流方法となるでしょう。