「ノーチャン」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

ネットを中心に使われている言葉「ノーチャン」にはどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「ノーチャン」の意味と関連用語について解説します。

「ノーチャン」とは?意味

「ノーチャン」とは?意味

「ノーチャン」とは、「チャンスがないこと」を意味する言葉です。

「ノーチャン」の概要

「ノーチャン」の概要

「ノーチャン」「ノーチャンス」の略語です。

日本語では「機会」「可能性」という意味になる「チャンス」は広く浸透している言葉ですが「ノーチャン」「機会がないこと」「可能性がゼロであること」という意味を表します。

基本的には「可能性が一切なくやるだけ無駄なこと」を指し絶望やあきらめの意味を含む表現です。

わずかばかりでも可能性があるときは「ノーチャン」ではありませんが、現実的に可能性がほぼゼロでやったとしても徒労に終わる可能性が非常に高い場合は「ノーチャン」という言葉が使われます。

一縷の望みを断ち切ってしまう強い意味を含む言葉なので使い方によっては相手を絶望させてしまう可能性があります。

勝負を諦めていない人や僅かな可能性にかけている人に対して「ノーチャン」を言ってしまうと立ち直れなくなったりショックを受けたりするだけでなく場合によっては逆上してトラブルになる可能性もあるので注意が必要です。

語源や由来は定かではありませんが一節によると麻雀用語が葉性であるとされています。

麻雀ではゲームを始メテから終わるまでの一回のことを「半荘(はんちゃん)」といいます。

この半荘という言葉と「ノーチャンス」をかけて「ノーチャン」という表現が誕生したという説が有力です。

確かに麻雀は勝負事としての勝ち目や逆転の可能性など多くのチャンスが絡むゲームでありチャンス関連の言葉が誕生したとしての何ら不思議はありません。

有力な証拠などはないものの麻雀発祥説は一定の支持を集める有力説です。

「ノーチャン」の言葉の使い方や使われ方

「ノーチャン」の言葉の使い方や使われ方

・『カジノに遊びに来たが連敗で手持ちの資金をすべて失ってしまいこれでノーチャンである』
・『学校一の美人と付き合えるかどうか、考えるまでもなくノーチャンだ』
・『30歳以下限定という年齢制限があるせいで40歳の私にとってはノーチャンである』
・『優勝の可能性がなくなりノーチャンだからといって無気力試合をするのはスポーツマンシップに反する行為だ』

「ノーチャン」の類語や言いかえ

「ノーチャン」の類語や言いかえ

・ワンチャン
「1回なら可能性があること」を意味する言葉です。

もともとは「ワンチャンス」の略語で「1回のチャンス」を意味します。

一般的には「可能性がゼロではない」という「もしかしたら」「ひょっとして」のような非常に低い可能性を意味する表現として使われています。

・オワタ
「全てが終わってしまい機会も可能性もないこと」を意味する言葉です。

ネットスラングとして使われている言葉でもうこれ以上言うこともやることもない終わってしまった状態を表します。

「ノーチャン」よりも諦めの意味が強く、がっくりと力尽き気力がなくなってしまった様子を指す表現です。

まとめ

まとめ

「ノーチャン」はネット上で若者がよく使う言葉ですがある程度年配の人達にも意味が知られています。

かなりくだけた表現なので改まった場面にはふさわしくありません。

TPOを考えて使いましょう。

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