この記事では、「色褪せない思い出」の意味を分かりやすく説明していきます。
「色褪せない思い出」とは?意味
「色褪せない思い出」とは?意味
いつまで経っても鮮明に記憶に残っている記憶、思い出という意味で、ポジティブなものにもネガティブなものにも使うことが出来る言葉です。
紙に現像する写真は10年程度で色褪せてくるという現象があり、看板なども色あせてくるものですが、そういったことがないほどに強い思い出であるということが出来るでしょう。
人との出会いや念願がかなった瞬間、ショッキングな出来事など多岐にわたりますが、稀に大して思い入れのないような記憶が色褪せない思い出として残るケースもあります。
「色褪せない思い出」の概要
「色褪せない思い出」の概要
例えば旅行に行くということはよほど頻繁に同じところにいかない限りは色褪せない思い出ということが出来るでしょう。
また、自動車を購入する、家を購入するなども同じように色褪せない思い出となることが多いといえます。
人との出会いでは恋人、友人との初対面などが特に強いものとしてあげられるでしょう。
インパクトの強さは基本的に色褪せなさと比例するということはできます。
そのため、「学校帰りに石を蹴った」くらいでは色褪せない思い出にはならないことが基本ではあります。
テレビを見ていて色褪せない思い出ということもありえます。
ラジオも聞いていてということはあり、スポーツ観戦や映画、舞台は特別感が強いためより色褪せない思い出となることはあります。
インターネットではないわけではありませんが、ある程度長く残り、再視聴がしやすいメディアであるため言葉として色褪せない思い出とはとあまり言われないとはいえます。
特別さは色褪せない思い出のある程度必要要素なので新聞の号外をもらうなども事件の思い入れにかかわらず色褪せない思い出となることもありえます。
「色褪せない思い出」の言葉の使い方や使われ方
「色褪せない思い出」の言葉の使い方や使われ方
「初代の新幹線の食堂車に乗ったことは今でも色褪せない思い出だ」「松井秀喜の初ホームランはテレビで見ただけだけど色褪せない思い出になっている」「遠足で登った高尾山の風景は色褪せない思い出だ」など基本的には一定の過去を振り返る言葉となっています。
「今日見に行く舞台は色褪せない思い出になるに違いない」という方向の使い方も可能でこの場合は期待感や思い入れの強さを表しています。
「色褪せない思い出」の類語や言いかえ
「色褪せない思い出」の類語や言いかえ
「鮮明な思い出」「目に焼き付けた風景」「忘れられない思い出」等が挙げられ、「懐かしい記憶」は実際には古くなったという意味こそあるものの、古さにネガティブないとはなく類語ということが出来るでしょう。
「ぼんやりした記憶」は類語ではなく対義語に近くなります。
まとめ
まとめ
色褪せない思い出は人によってそれぞれ存在するもので、生きていった年数ごとに増えていくものともいえます。
旅行に行く、映画を見に行くなど、意識して増やしていくことも可能と言えるでしょう。