ナンパ用語の「地蔵」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「地蔵」の意味を分かりやすく説明していきます。

「地蔵」とは?意味

「地蔵」とは?意味

地蔵と聞くと赤いよだれかけを巻いている、道ばたのお地蔵さんを思い浮かべます。

とても神聖なイメージですが、ナンパの世界で地蔵というとネガティブな意味があります。

ナンパ用語で地蔵とは、女の子にひと言も声をかけられずに空振りする人のこと。

田舎道のお地蔵さんのように、ひたすら立っているだけのナンパ師をあらわします。

もちろんやる気がないわけではなく、気が引けて腰が砕けてしまった状態をいいます。

どうやって声をかけたらいいのか、タイミングを掴めずにいるナンパ人が「地蔵」です。

「地蔵」の概要

「地蔵」の概要

「地蔵」というのはやんちゃな男性の間で、自然にうまれたナンパ用語です。

このようなナンパ言葉はちまたに、いっぱいあふれています。

たとえば「ガンシカ」というと、好みの女の子に完全無視されてしまうこと。

箸にも棒にかからぬ、情けない状態をいいます。

地蔵やガンシカのようなナンパ用語があるのは、男同士の暗号が必要だからです。

一般の人が理解できない言葉をあえて用いることで、仲間同士で気安くコミュニケーションが取れます。

ちなみにコロナの影響もあり、最近はネット上のナンパ「ネトナン」も増えています。

時代とともに、ナンパのやり方も様々になっています。

「地蔵」の言葉の使い方や使われ方

「地蔵」の言葉の使い方や使われ方

「地蔵」はこのように使います。

・『男友達とはりきって渋谷に繰り出したのに、みごとな地蔵でした』
・『あまりの人の多さにびっくり。地蔵で終わっちゃいました』
・『寒さのせいか人も少なめ。朝から地蔵状態で立っています』
地蔵は待ちぼうけをしている人のこと。

ストリートナンパが空振りで終わっている、残念な男性をいいます。

ナンパが不発に終わっているシーンで使うので、がっかりしている心情で使います。

「地蔵」の類語や言いかえ

「地蔵」の類語や言いかえ

「地蔵」の関連語として、次の言葉もあります。

・ナンパ地蔵
・ストリートナンパ
・ストナン
・ストナン地蔵
地蔵は「ナンパ地蔵」とフルネームで言い直すこともあります。

またストリートナンパとは、リアルな世界のナンパのこと。

略して「ストナン」といいます。

少しややこしいですがストリートナンパで地蔵になることは「ストナン地蔵」です。

街中で好みの女の子を見つけて突撃インタビューのように声をかける、王道スタイルをいいます。

東京でいうなら、渋谷のセンター街、新宿の歌舞伎町、大阪なら梅田や心斎橋の繁華街辺りがストナンスポットとなります。

ストナン地蔵克服の秘訣は、失敗を怖がらないこと。

空振りを恐れずに、気さくに声をかけることです。

まとめ

まとめ

ナンパ用語の「地蔵」の意味と使い方をおさらいしました。

地蔵とはストリートナンパで、ひたすら沈黙をつらぬき通している人のこと。

女の子に声をかけられずに、ブルブル震えている人をいいます。

ナンパ地蔵克服のカギは、失敗を恐れないこと。

気さくに女の子に声をかけてみることです。

勇気を出してトライしてください。

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