「ご一緒したい」とは?
ビジネスや日常生活などにおけるこのフレーズの使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「ご一緒したい」とは?
「ご一緒したい」とは?
このフレーズの元の言葉の「ご一緒する」は「相手と行動を共にする」「随伴する」という意です。
これを「ご一緒したい」と変化することで願望を表現する言葉になります。
「〜したい」が「欲しい」「願う」「希望する」といった気持ちを表わすためです。
よって、このフレーズは「相手と行動を共にしたい」「随半を希望する」といった意味になります。
ちなみに、この言いまわしの由来ですが、元々は「御一所する」と書かれていたようです。
これは、「一所に集まる」という意味で、同じ場所や目的で行動することを意味しています。
この「御一所する」は「おいっしょする」と発音されていたのが、やがて「おいっしょす」に変化し、「ごいっしょする」さらには「ご一緒する」に転じていったとする一説があり、それが元になっています。
なお、「ご一緒したい」は「一緒」に尊敬の意を示す接頭辞の「ご」が付き、さらに動詞「する」が連用形「し」に変化して、語尾に希望を表わす「たい」が付いた構成のフレーズです。
「ご一緒したい」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご一緒したい」の使い方や使われ方、使うときの注意点
このフレーズは丁寧語ですが、目上の人に使える敬語ではありません。
よって、目上の人に対して使う場合は、「ご一緒させていただきたい」や「ご一緒したいと存じます」といった敬語に言い換える必要があります。
このフレーズを使うシーンとしては色々あり、どこかに一緒に行くことや食事・スポーツを共に行うこと、一緒に仕事をすることなど何でも適用できます。
「ご一緒したい」を使った例文や文章
「ご一緒したい」を使った例文や文章
・『次回プロジェクトに私も是非ご一緒したいです』
・『講演会に参加される際は、ご一緒したいです』
・『今週鑑賞される映画にご一緒したいですね』
「ご一緒したい」の類語や言い替え
「ご一緒したい」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
「ご一緒させていただきたいです」は相手に協力の意向を示すフレーズです。
相手と行動を共にしたい姿勢が表現されており、言い換えできる丁寧な表現です。
また、「一緒に取り組みたいです」「協力させてください」なども言い換え語・類語といえるでしょう。
さらに、「ご一緒」と「ご同行」は意味合いが少し違いますが、類似表現として同じような場面で使用できます。
まとめ
まとめ
このフレーズは、相手と行動を共にしたい場合に用いられる言いまわしです。
ビジネスシーンでも使えるフレーズのため、機会があれば使ってみるとよいでしょう。