ここでは「ご笑味ください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご笑味ください」とは?
「ご笑味ください」とは?
「ご笑味ください」は、お召し上がりくださいという意味になります。
よって、その相手に食べ物を提供する場合に用いる表現で、味わってくださいと使うのと同じだと考えていいでしょう。
「笑」という漢字が入っているため、笑いながら食べてくださいという意味で用いることもあり、その時にはちょっとしたネタになるものを差し出す場合になります。
例えば、その相手が好きな動物を模したクッキーを渡すといった場合などがそれになり、もらった方がちょっと笑ってしまうようなものの時にうまく使うことができます。
「ご笑味ください」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご笑味ください」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご笑味ください」は、文章で用いる表現です。
口語では普通に意味となる「お召し上がりください」とした方がよく、どこかに行った際のおみやげなどの食べ物を送った時に「ちょっとしたものをお送りしましたので、どうぞご笑味ください」のように用います。
以下で類語として同音になる表現を挙げますが、通常はそちらの方を使うもので、この「ご笑味〜」は前述のような、少し笑ってしまうような内容のものだったり、それなりの間柄の相手に親しみを込めて用いる表現だと考えていいでしょう。
「ご笑味ください」を使った例文
「ご笑味ください」を使った例文
・『先週○○に行ってきましたので、そのおみやげをお送りしました。どうぞご笑味ください』
・『ちょっとしたものをお送りしました。恐らく気にいってもらえると思いますのでご笑味ください』
「ご笑味ください」の類語や言い替え
「ご笑味ください」の類語や言い替え
・『ご賞味ください』
こちらが先に挙げた、同音になる一般的な形です。
ビジネスでの贈り物になる時や、目上の人を相手に用いる場合にはこの方が向いており、堅く使える表現になります。
「ご笑味〜」は、ここから転じて作られた表現だと考えてよく、同じ「ごしょうみ」でもちょっと笑えるものだったり、親しみからそちらを使うことがあるという具合です。
まとめ
まとめ
「ご笑味ください」は、食べ物になる何かを渡す際に、それをお召し上がりくださいという意味で用います。
文章で使う表現のため、それを送った時の送り状や別にメールでこのように伝えるといった使い方になります。