「寡作な作家」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ある分野の作家について紹介する時に、「寡作な作家」と言い表すケースがあります。

そもそも「寡作」は何の意味なのかと、考えてしまう人もいることでしょう。

寡作な作家の意味、そして使い方などについてご紹介します。

「寡作な作家」とは?

小説や絵画などの芸術的作品を作ることを職業としたり専業趣味で行う人のうち、一生涯のなかで作品数がとても少ない作家のことです。

「寡作な作家」の使い方や使われ方、使うときの注意点

良く名の知られている作家であるにも関わらず、一生涯に残している作品数はとても少ない場合があります。

そのような作家についてを、「寡作な作家」と言い表すことが可能です。

この表現は寡作な作家についてを説明したり、おすすめしたりと、話題にする時に使うことができるでしょう。

用いる場合には「だけれどそれぞれの完成度が高い」などと併せて、その作家が持っている特徴を言い表すことができます。

寡作というのは一生涯で、わずか数作から十作程度であるとされています。

そのためそれよりも数が多い作家については、寡作な作家と言い表すことができません。

また一生涯で作品1つだけを長期連載しているような売れっ子作家も、寡作な作家の部類に入ることは念頭に置く必要があります。

「寡作な作家」を使った例文や文章

・『この方は寡作な作家だったのですが、そのうち1作が映画化されています』
・『このかたは意外と寡作な作家でしたので、ご存知ないかも知れません』

「寡作な作家」の類語や言い替え

「寡作な小説家」は、小説を制作している人の生涯作品数が、とても少ないことについて伝える表現です。

「寡作な文筆家」についても、寡作な小説家を言い表します。

小説家の場合、「寡作な物書き」とすることも可能です。

「寡作な芸術家」は、様々な芸術分野の人の作品数が、とても少ないことを表します。

「作品が少ない作家」は、生涯で作った品が、少量だった作家のことです。

「作品数の僅かな作家」とする場合も、上と同じように寡作な作家の意味となります。

まとめ

生涯の中で作品がとても少ない作家という意味をもつのが、「寡作な作家」という表現なのでした。

これによって、会話の中で寡作な作家を紹介することも可能です。

その場合は寡作は10作品以下であること、売れっ子でも寡作な作家が存在することなどを、踏まえておく必要があります。