「恐れ多いです」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「恐れ多いです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「恐れ多いです」とは?

「恐れ多いです」は、このように使う側にはもったいないという意味になります。

主にかけられた言葉や与えられて立場などに対して用いる表現で、「そのようなお言葉、とても恐れ多いです」や「私には恐れ多いですが、精一杯頑張らせていただきます」などといった使い方になります。

基本的には自分より上の立場の相手からかけられた言葉や自分には重いと思われる立場を与えられた際に用いるもので、もったいないことだという解釈で用います。

上で「恐れ多いですが〜」と使った例のように、その上でそれを受け入れるという使い方をすることが多いです。

「恐れ多いです」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「恐れ多いです」は、先のように、自分にはもったいないといった使い方になる表現です。

それでもその言葉を嬉しく思ったり、与えられた立場に就くといった流れになることがほとんどで、それらを受ける際に謙遜から用いる表現となっています。

少し形を変えて「恐れ多いことです」と用いることも多く、そちらの場合も「恐れ多いことですが、精一杯頑張ります」のように使い方は同様で、「恐れ多いお言葉です」といったような用い方をすることもできます。

いずれの場合も、謙遜になるという解釈が変わることはありません。

「恐れ多いです」を使った例文

・『私にそのようなお言葉をかけていただけるとは、とても恐れ多いです』
・『そのような立場は私には恐れ多いですが、力いっぱい努めさせていただきます』

「恐れ多いです」の類語や言い替え

・『恐縮です』
こちらも同様に、謙遜から用いる表現です。

身の縮む思いだという意味になりますが、そこから転じて恐れ多いことだという解釈でもよく使われており、「そのようなお言葉をかけていただき、とても恐れ多いです」は、「〜をかけていただくのは恐縮です」のように言い替えることができます。

まとめ

「恐れ多いです」は、自分にはもったいないという使い方をする表現です。

謙遜から用いることになると考えてよく、その上でありがたくその言葉や立場を受け入れるという流れで使われており、このように用いるのは目上の人や立場が自分より上の相手になると考えていいでしょう。