色々な表現を知っていると、様々な人との会話を楽しめます。
「思料する」の正しい使い方と例文を見ていきましょう。
「思料する」とは?
「思料する」とは?
「思料する」の「思料」は「しりょう」と読みます。
馴染みの少ない思料は、思いをめぐらせることをいいます。
色々なことを取り留めなく考えること、想像すること、考察することをいいます。
「色々と考える」このような解釈ができる文といえるでしょう。
「思料する」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「思料する」の使い方や使われ方、使うときの注意点
使い方に悩むのが「思料する」です。
日常会話で使われにくい表現で「色々なことを考える」という意味があります。
この場合の「料」は見当をつけること、推し量ることという意味があって、ある事柄について考えることを述べています。
自分が考える際に用いることが多いので「思料します」あるいは「思料いたします」と使います。
一方で周りの方に対して「思料してください」や「思料をお願いします」と用いることは、ほとんどありません。
相手に「考えてください」とお願いしたい時は「ご一考ください」や「ご検討ください」になるので覚えておきましょう。
時と場にあった言い回しに整えてください。
「思料する」を使った例文や文章
「思料する」を使った例文や文章
・『こちらの件について思料するので、少々お時間ください』
・『ゆっくり思料するために、図書館に行きました』
「思料する」の類語や言い替え
「思料する」の類語や言い替え
似ている言い方に「思慮」があります。
思料と非常によく似ていますが「思慮」は、頭に浮かんだ色々な考えをいいます。
また「思慮深い」というと、軽はずみでない「重みのある考えの持ち主」とあらわせます。
そのため「あの人はとても思慮深い人だ」というと、行き当たりばったりで行動しない慎重派という意味になります。
このほか言い替えの表現に「考えるお時間をください」や「検討いたします」そして「家族と相談しますので」があります。
覚えておきましょう。
まとめ
まとめ
「思料する」を解説しました。
新しい言葉を覚えて、表現力を上げていきましょう。