「口さがない」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

普段から人と話していて、「口さがない」という表現を使っていますか。

これは古風な表現なので、意味が分からない人、使ったことがない人もいるかも知れません。

口さがないとは何の意味があり、どう使うのかなどを確かめてみましょう。

「口さがない」とは?

「口さがない」とは?

節度がなく他人のことを悪く言いふらしたり、口うるさい状態や人物のことを表します。

また「さがない」は性格が悪いことを表す古語です。

「口さがない」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「口さがない」の使い方や使われ方、使うときの注意点

会社や学校や近所などを見れば、いつも人の悪口を言って盛り上がっているような人々が存在します。

そのような言いふらしたり口うるさい人について、「口さがない」と表現をできるでしょう。

これによりその状況を説明したり、それを止めるように注意をするなどの用法も可能です。

言葉にする場合は、誰が口さがないのか、口さがないからどう考えているかなどを併せて伝えることができます。

注意点は、この表現は古語であるため、若い世代にはあまり使われない傾向にあることです。

そのために、口さがないと言っても意味が伝わらない場合もあるので気をつけてください。

その場合は言い替えたほうが無難です。

またこれは「口差がない」と表記することも可能ですが、あまり使われません。

平仮名で「くちさがない」とすることもできます。

「口さがない」を使った例文や文章

「口さがない」を使った例文や文章

・『あの先輩は口さがないので、みんないつも被害に遭っています』
・『そんなに口さがない態度では、人に呆れられてしまいますよ』

「口さがない」の類語や言い替え

「口さがない」の類語や言い替え

「口が悪い」は、言葉遣いが良くないことを表します。

「口汚い」は、言葉遣いが綺麗ではないことです。

「口うるさい」は、おしゃべりでやかましいことを表します。

「毒舌」は、毒が入っているような悪口を言うことです。

「悪く言いふらす」は、周囲に人の悪口を伝播させることを表します。

「言葉に品がない」は、発言に品格や礼儀が含まれず、無作法であることです。

「無礼」は、礼儀がない言葉や態度の人を表しています。

「性格が悪い」は、生まれ持った人柄が意地汚いことです。

まとめ

まとめ

人のことを悪く言ったりやかましい人のことを、「口さがない」と表現できるでしょう。

これは古語であり日常で使わない人もいるので、意味が通じない可能性も考えたほうが良さそうです。

そんな時には「口汚い」などの分かりやすい表現に言い替えてみましょう。

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