ここでは「下記以上」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「下記以上」とは?
「下記以上」とは?
「下記以上」は、これより下に記載した内容と同じかそれより上という意味で使います。
例として、遊園地でその乗り物の利用条件が「身長が下記以上であること」といった記載があり、「130センチ」などと続けて書かれているという具合です。
「下記」はそれより下に記述があるという意味で、「以上」はその数も含めてそれより上といった解釈になります。
よって、先の130センチであれば、その130センチを含めてそれよりも上であることが条件です。
それは駄目だという意味で、「下記以上あってはいけない」といった使い方をしても構いません。
「下記以上」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「下記以上」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「下記以上」は、先のように、これより下にある条件より上という意味になります。
その条件は数値になると考えてよく、100がそれであれば、100を含めてそれより上と解釈されます。
「以上」の部分を「以下」とすると、その数を含めてそれよりも下となり、100がそれの場合には、同様に100も含めてそれよりも下の数だと該当します。
整数に拘る必要はなく、100以下は、99. 8、95. 5なども対象になり、100以上も同様に、100. 3、110. 5のような数字でも問題ありません。
元の表現としては、その数字より上であればどうこうと続けて用いられています。
「下記以上」を使った例文
「下記以上」を使った例文
・『金額が下記以上のものは、全て課税対象になるので注意してください』
・『個数が下記以上の時には容器を2つ使って構いません』
「下記以上」の類語や言い替え
「下記以上」の類語や言い替え
・『下記未満』
この「未満」は、その数を含めずにそれよりも下という意味になる表現です。
よって、100がその数字であれば、整数なら99より下、少数も含める時には99. 9などといった数字が配当します。
よって、「以下」がその数も含む、「未満」であればそれは含まないという違いになります。
まとめ
まとめ
「下記以上」は、これより下の数字と同じかそれより上という意味で用いられます。
そうであれば、と続けて用いることがほとんどで、必ずその基準になる数字と共に使われます。
「以上」の部分を「以下」とすると、その数字と同じかそれより下といった解釈で用いることができます。