既に明確な価格が提示されて市販されているものはともかく、幾らになるかはっきりわからない物やサービスを購入する必要に迫られることがあります。
例えば家のリフォームや新車にオプションを付けて購入する場合など、そのようなケースは案外あるものです。
今回はこのような場合に使用される、「見積もりを取る」と言うフレーズについて解説いたします。
「見積もりを取る」とは?
「見積もりを取る」とは?
このフレーズで一番の問題は、「見積もり」の意味です。
読みは「みつもり」で、意味は「必要となる金額や時間、人手などを予測して出すこと」です。
ただ、一般的に使用されるケースは、ほとんどが「金額」つまり「予算(額)」の意味での使用と考えて良いでしょう。
これが「見積もりを取る」というフレーズになると、「物品やサービスを購入する場合に、幾らになるか事前に算出してもらう」という意味になります。
「見積もりを取る」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「見積もりを取る」の使い方や使われ方、使うときの注意点
価格が状況や条件によって変化するような商品やサービスを購入する際に、事前に幾らになるのか提示してもらう場合に使用します。
この金額は、そのまま最終決定額の場合もあれば、最終決定額ではない、あくまで「概算値」であることも考えられるでしょう。
具体的な使用例としては、「注文住宅を建てるのに、工務店で見積もりを取る」というような形で使用します。
「見積もりを取る」を使った例文や文章
「見積もりを取る」を使った例文や文章
それでは、上記以外に考えられる使用例を挙げてみましょう。
・『キッチンのリフォームをするために、業者に見積もりを取る』
・『新車を購入時にオプション機能を付けるので、自動車販売店に見積もりを取ることにした』
「見積もりを取る」の類語や言い換え
「見積もりを取る」の類語や言い換え
「見積もり」の類語としては「予算」や「目算」「もくさん」、「積算」「せきさん」、「推計」「すいけい」、「推算」「すいさん」などが考えられます。
「取る」については「出してもらう」という言い換えが可能ですから、「予算を出してもらう」や「積算を出してもらう」などが、「見積もりを取る」の言い換え表現候補となるでしょう。
まとめ
まとめ
「見積もりを取る」とは、基本的には「金額がはっきりしない商品やサービスを購入する際に、事前に幾らになるか金額を出してもらうこと」という意味のフレーズです。
「見積もり」は基本的に金額について使用されますが、時間や人手などの数値についても使われることがあります。