「眼下に見える」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ビルの上などから景色を眺めることに関する表現には、「眼下に見える」というものがあります。

簡単に感じられる表現ですが、眼下という言葉は目の下のことではなく、意外と奥が深いもののようです。

眼下に見えるの使い方などを確かめてみましょう。

「眼下に見える」とは?

高い所にいる時に、下にある何かが目に入ったことについて表しています。

「眼下」は、高いところから見下ろした辺り一帯のことです。

「眼下に見える」の使い方や使われ方、使うときの注意点

高層ビルや山岳などの高いところから眺めれば、下のある場所が目に入ります。

それについてを「眼下に見える」と言い表すことが可能です。

見えるものは景色全体のこともあれば、ある1点を示すこともあるでしょう。

話し言葉などに使う場合、「公園が」のように、何が見えるのかについては、はっきりさせる方が良いです。

何処から見たかの情報を含めると、より分かりやすくなります。

また眼下に見えるから、どう思うかなどを伝えたり、話題にすることもできるでしょう。

ただし眼下は「目の下」ではないことや、平坦な場所で地面を見る際にはあまり使われないことに注意してください。

またこれは敬語ではないので、目上に対して「眼下に見えるのは」と言うことは止めて、丁寧な形などに言い換えるのが良いでしょう。

「眼下に見える」を使った例文や文章

・『あのビルの展望台からは、港の町並みが眼下に見えるのでおすすめします』
・『いつもマンションの一室から、眼下に見える風景を楽しんでいます』

「眼下に見える」の類語や言い替え

「眼下に見えます」は、高所から見える下の景色について、丁寧に伝える時の表現です。

「眼下にあります」とする場合も、眼下の存在するものを、丁寧に伝えることができます。

「眼下に確認できる」は、高所から見下ろした先に、ある場所をはっきりと認められるとの意味です。

「眼下に見渡せる」は、高所から下の風景を一望する意味になります。

「眼下に一望できる」とする場合も、高所から下の風景をぐるりと見る意味です。

まとめ

高所から下の景色が目に入ることを表すのが、「眼下に見える」という表現でした。

これは目の下には関係がなく、平坦な場所では使われないことや、敬語ではないことなどに気をつけてください。

敬語で言うなら「眼下に見えます」などの表現を考えてみましょう。