「本日を持ちまして」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

こちらの記事では、ビジネスシーンでも使用されている「本日を持ちまして」の言葉の意味や、使い方に関して解説致します。

「本日を持ちまして」とは?

「本日を持ちまして」とは?

本日を持ちましては、ほんじつをもちましてと読むのが正解な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば直ぐに理解出来る事でしょうが、今日をや今現在の日をといった意味を持っている本日をの文字に、もってを丁寧に表現したもちましての文字を付け足す事によって完成した言葉となっています。

ただし本日をもちましてのもちましてを、持ちましてと表現するのは間違いであり、漢字混じりであるならば、以ちましてと表記すべきです。

とはいえ現在では、本日をもちましてと平仮名の方で表記される事が多く、本日でとか、本日よりといった意味を示します。

「本日を持ちまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「本日を持ちまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

前記した様に本日を持ちましては誤用で、本日をもちましてと書かれる事が多い言葉である点を留意しておく必要があるのです。

そんな本日を持ちましては、今日からや今日よりといった意味を示す言葉として使われています。

例えば、会社を退職する際の挨拶で、「本日をもちまして、この会社を退職する事になりました」という風に挨拶をしたりするのに使用されていたりするのです。

今日でとか本日でという言葉よりも、本日をもちましてという表現の方が、改まった形になるため、こういった形で挨拶で利用されるケースが多く見られます。

「本日を持ちまして」の正しい文章表現

「本日を持ちまして」の正しい文章表現

既に説明しましたが、本日を持ちましてという文章表現は間違いです。

所が厳密にいうと、本日をもちましてというのも、もってという言葉の誤用である言葉です。

そのため正しい日本語としてきっちり表現したい場合は、本日をもちましてではなく、本日をもってと表現する必要があります。

しかし現在では、本日をもちましてという表現も結婚式の挨拶で駆使される等、すっかり市民権を得ているのです。

なので余程、厳粛な場ではない限りは使用しても問題になる事はありません。

「本日を持ちまして」を使った例文

「本日を持ちまして」を使った例文

・『当店は、本日をもちまして閉店となります』

「本日を持ちまして」の類語や言い替え

「本日を持ちまして」の類語や言い替え

本日をもっては、本日をもちましてと同じ意味を持つだけでなく、より正しく表現した言葉として使う事が可能です。

他にも、本日でや今日でという言葉も、本日を持ちましてと同じ意味合いを表す事が出来ます。

まとめ

まとめ

本日を持ちましては誤用で、正確には本日をもちましてか、本日を以ちましてと表現すべき言葉です。

更に詳しく言うと、本日をもちましては、元々誤った表現の言葉で、正しくは、本日をもってと表現するのが正解ですが、一般的に広まったため余程厳格な場でなければ、使っても問題なかったりします。

そんな本日をもちましては、今日でや今日からといった意味を所有する言葉です。

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