作品などを終了することに関しては、「完結させる」という表現を耳にする機会があります。
これはどのような物事にで使うことができるか、注意点は何かなどを確かめてみましょう。
「完結させる」とは?
「完結させる」とは?
ずっと続いてきた物事などについて、すっかり終了させることを相手に伝えるために使われる表現です。
「完結させる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「完結させる」の使い方や使われ方、使うときの注意点
ずっと継続させていた小説作品を、もう終わらせようと思う人がいるでしょう。
そのようにずっと継続していたものを終了させるにあたり、「完結させる」と言い表す事が可能です。
これは業務や製作や工事などでも使われますが、特に連載小説、続き物の映画などの作品に使われる機会も目立ちます。
これにより関わる人に完結させることを伝えたり、完結させるように促したり頼むなどの用法ができるでしょう。
その際には「連載中の小説を」など、具体的に何を完結させるかを示すと良いです。
ただし目上や顧客に対して完結させるように促す場合には、それなりの配慮が必要になってくるでしょう。
また完結は続いていたものを終わらせる意味になるので、継続性がない単発的なものについて使うことは不可能であることに、気をつけてください。
「完結させる」を使った例文や文章
「完結させる」を使った例文や文章
・『長く続いた連載作品も、そろそろ完結させるつもりです』
・『この仕事は今年じゅうに完結させるようにしてください』
「完結させる」の類語や言い替え
「完結させる」の類語や言い替え
「決着をつける」は、続いていた物事に決まりを付けることを言い表しています。
「完遂させる」は、物事を最後まで遂行するとの意味をもつ表現です。
「目標を達成する」は、目指していた物事を実現することを表します。
「成就させる」は、望みや計画の通りに成し遂げるとの意味です。
「やり終える」は、ある物事を成しとげて、終了させることを表しています。
「成しとげる」は、物事を最後までやり通すことです。
「締めくくる」は、物事に結末をつけるとの意味になります。
まとめ
まとめ
継続していた物事を終わらせるにあたり、「完結させる」と言い表わせるのでした。
これは継続性がないものに対しては、ぜったいに使わないように気をつけてください。
そして場合によっては「完遂させる」など、他の表現を考えてみるのもおすすめです。