ある特定の団体に金品を贈ることを「寄付」といいますが、この記事の中ではそれに関連して、「寄付してもらう」というフレーズについて、敬語での表現の仕方を見ていきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
「寄付してもらう」の敬語での表現
「寄付してもらう」の敬語での表現
「寄付してもらう」の敬語での表現の仕方としては、丁寧語、尊敬語、謙遜語があります。
丁寧語の表現は、「寄付してもらいます」です。
「寄付してもらう」というフレーズを使う場面というのは、こちらとしては寄付をしてもらった立場ですので、より相手に敬意を表した言葉を使う方がよいでしょう。
「寄付してもらう」を敬語で言い換えた場合の使用例
「寄付してもらう」を敬語で言い換えた場合の使用例
先ほどの項目でもお伝えした通り、「寄付してもらう」の敬語としては、丁寧語、尊敬語、謙遜語があります。
先ほどお伝えした丁寧語は、一般的に使うことの多い言い方ですが、丁寧語よりもさらに相手を敬う気持ちを表したい時には、尊敬語や謙遜語を使うようにしましょう。
次の項目から、それぞれの敬語について解説していきたいと思います。
「寄付してもらう」の尊敬語
「寄付してもらう」の尊敬語
「寄付してもらう」の尊敬語は、「寄付してくださる」です。
この言葉は、「相手が寄付してくれた」ということを、相手を敬った表現にしたものです。
尊敬語は、敬う相手が行った行動に対して使う言葉ですので、「寄付してくださる」という言い方は、「相手が自発的に寄付してくれた」というようなニュアンスが強くなります。
起点が相手にあるというイメージです。
「寄付してもらう」の謙遜語
「寄付してもらう」の謙遜語
「寄付してもらう」の謙遜語は、「寄付していただく」です。
この言葉は、「自分が寄付してもらった」ということを、自分をへりくだった言い方で表現したものです。
謙遜語は、自分が受けた行動に対して使う言葉ですので、「寄付していただく」という言い方は、「寄付してほしいという要望を相手に聞いてもらった」というようなニュアンスが強くなります。
起点は自分にあるというイメージです。
まとめ
まとめ
ここまで「寄付してもらう」について解説してきました。
尊敬語と謙遜語の違いで、微妙なニュアンスの違いもありましたが、基本的にはどちらを使用しても問題ありません。
もし自分が寄付してもらう立場になった時には、相手に敬意を表した言い方を使うようにしましょう。