「ともかく」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

「ともかく」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。

さらに「ともかく」の英語表現についても紹介しています。

「ともかく」の敬語での表現や使い方

「ともかく」の敬語での表現や使い方

「ともかく」とは「細かな点は後回しにして、まずは行動や決断をすること」を意味している言葉です。

「ともかく」には「そのことは論じるまでもない・それは別にして」の意味のニュアンスもあります。

「ともかく」は副詞であるため、直接的な敬語はありません。

「ともかく」を敬語で表現するときには、「話し合いはともかく、まずは事故現場に行ってみましょう」のように、後に続く言葉を丁寧語・尊敬語・謙譲語の敬語に言い換える使い方となります。

また「ともかく」の代わりに、類語である「とにかく」「さておき」「〜は別として・〜は論外として」などを使用することもできます。

「ともかく」を敬語で言い換えた場合の使用例

「ともかく」を敬語で言い換えた場合の使用例

「ともかく」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。

・『ともかく風が吹き込んできて寒いので、窓を閉めていただけませんか』
・『それはさておき、○○さんの病気のご容態について教えてください』
・『好みに合うかどうかは別として、この赤ワインは非常に貴重で高価な銘柄でございます』

「ともかく」を敬語で言い換えたいときには、「ともかく」の後に続く表現を尊敬語や謙譲語などの敬語に言い換えることになります。

「ともかく」以外にも、似たような意味合いを持っている「とにかく」「さておき」「〜は別として」などの類語を使って敬語表現にすることができます。

「ともかく」の英語での言い換え

「ともかく」の英語での言い換え

「ともかく」という言葉を英語で言い換えると、“anyway”(ともかく)や“anyhow”(とにかく)、“aside”(〜は別として)などになります。

例えば、“Anyway, hurry up and come to the office”(ともかく、急いで会社にまで来てください)などの英文において使うことができます。

“Convenience aside, it is a quiet area rich in nature”(利便性はともかく、静かで自然が豊かな地域です)のような使用例もあります。

まとめ

まとめ

この記事では「ともかく」の敬語表現やその使い方・使用例・英語について分かりやすく説明しました。

「ともかく」の敬語表現は「ともかくの後に続く文章を尊敬語や丁重語(謙譲語Ⅱ)などの敬語表現にする方法」になります。

「ともかく」の敬語の使い方・使用例・英語について知りたい人は参考にしてみてください。

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