その場にあうふさわしい表現を知っておくと、自分に自信がもてます。
「上梓」にまつわる敬語や尊敬語、謙譲語について学んでいきましょう。
「上梓」の敬語での表現
「上梓」の敬語での表現
学生時代にあまり触れる機会がないのが「上梓」です。
上梓は「じょうし」と読みます。
木片に文字を書いていく行為から生まれた言葉で、現在では本を出版するという意味があります。
そのため上梓をほかの表現に置き換えてあげると「上梓いたしました」や「上梓されました」と直せます。
このほか「ご出版」という表現も、書籍の発売をお祝いする時に使われています。
上梓もご出版も同じように、フォーマルな場で使いやすい言い方。
どちらも落ちついた敬語にあたるので覚えておきましょう。
「上梓」を敬語で言い換えた場合の使用例
「上梓」を敬語で言い換えた場合の使用例
例えば取引先の出版社から、新しい新刊が出たとします。
このような時は「ご出版おめでとうございます」とお祝いの言葉をお送りします。
また出版社の立場で、本の発売をお伝えする時は「この度〇〇を上梓いたしました。出版を記念して贈呈させていただきます」とお伝えします。
このほか「〇〇を発売しました」や「発売いたしました」という言い方も使えます。
「上梓」の尊敬語
「上梓」の尊敬語
さらに丁寧な表現にしたい時は「新しい本を発売しましたことをお知らせ申し上げます」とお伝えします。
プレスリリース等で使われている文言で、丁寧に発売にまつわるお知らせができます。
「上梓」の謙遜語
「上梓」の謙遜語
へりくだってお伝えしたい場合は「この度〇〇を上梓させていただきました」とお伝えします。
「機会がありましたら、ぜひご覧ください」や「心に残る一冊となっておりますので、お読みいただければ幸いです」と添えて、興味をもってもらえる文にしていきましょう。
まとめ
まとめ
「上梓」にまつわるビジネスフレーズを解説しました。
様々な言葉を知っていると、常識のある人と思ってもらえます。
印象を上げる、明るい言葉を学んでいきましょう。