「うましかて」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「うましかて」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「うましかて」とは?意味

「うましかて」とは?意味

美味しいものを食べると明るい気持ちになったり、日々を楽しく生きる糧になる食べ物を指すのが「うましかて」です。

元々は「美味し糧」と漢字で書く言葉ですが、食べ物の味が良いという意味として使われています。

味のいいものは心を満たし、落ち込んだ気分を前向きにする力があるため精神的にいい方向へと向かい、豊かな日々が送れる糧になるわけです。

体力を消耗したときは回復させ、力をつけて動ける源にもなる食べ物は美味しいと感じるほど活力剤としての役目をまっとうし、仕事や人との付き合いもプラスになるのです。

そんな「うましかて」を若い人たちの間では食べた後の感想として使ってみたり、味がいい料理を紹介するときに使い、多くの人に共有しています。

「うましかて」の概要

「うましかて」の概要

元ネタは、ジブリ作品の一つ『ハウルの動く城』で、登場するキャラクターが食事している場面で使われています。

主人公のハウルが「うましかてを」と言う台詞から彼の弟子であるマルクルが復唱するように「うましかて」と言って、その場にいる者がみないっせいに食事します。

あまり日本では馴染みがない言葉ですが、「美味しい食べ物を与えてくださり、ありがとうございます」と感謝する言葉を省略したものを「うましかて」と言うのです。

ご飯が食べられることへの感謝を5つの文字にして表すことで、いかに自分が食事にありつけたことが幸せかを言葉にして伝えるときに使います。

このことが転じてSNSでは「美味しかったです」と感想を述べるとき使われるようになり、今では若者の間でこのような意味合いで投稿する人もいるわけです。

「うましかて」の言葉の使い方や使われ方

「うましかて」の言葉の使い方や使われ方

食事を始める前に「うましかて」と言ってから食べるときに使われています。

「大好きなご飯に卵と一緒にうましかて」と言ってから食べたり、「晩御飯に食べた茶碗蒸しがすごくうましかてだった」と過去を振り返り、かなりいい味で良かったと思い出しては物思いに耽るときに使われています。

SNSの“Twitter”(ツイッター)では、自分がお勧めの味がいい料理を作り、写真に撮って画像を投稿して「これ、私の大好きなうましかて」とツイートして楽しむわけです。

料理自慢の人は個性溢れる時短や豪華料理を作り、画像を撮ったものを自分が公開しているブログに載せて「究極のラーメンうましかて」「うましかてな中華料理」など自分なりに変えてコメントを書き込みます。

「うましかて」を使った例文(使用例)

「うましかて」を使った例文(使用例)

・『お気に入りのカフェで一番人気のピザがうましかて』
・『昨日の昼食べたお好み焼きが驚くほどうましかてだった』
・『♯うましかて。私が作った抹茶羊羹です』
自分が実際に食べてみて味がいいと思った店の料理をいかに美味しいか伝えるとき使われています。

SNSではハッシュタグを前に付けて相手に一言だけ伝えることでいかに美味しいか伝えることもあるなど、自分の感想をうまく直接伝えるわけです。

まとめ

まとめ

食事する前に、「いただきます」と同じような意味合いで使われている「うましかて」は、美味しい物を食べたときの感想を表すときも使う言葉です。

自分なりに素敵に盛り付けて、味がいい料理を画像と共に登校してみると良いでしょう。

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