「気を使ってくれてありがとう」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

日本語には敬語があり、その中でもいくつかの種類があります。

その中で間違いやすいものとして、尊敬語と謙譲語(謙遜語)があります。

その2種類の中で、今回は、「気を使ってくれてありがとう」という言い回しについて、どのような言葉遣いがあるのか解説していきたいと思います。

「気を使ってくれてありがとう」の敬語での表現

気を使ってくれた相手に対して感謝の言葉を伝えたい時には、「気を使ってくれてありがとうございます」と、丁寧に伝えるとよいでしょう。

ですが、敬語全般に言えることですが、例えば仲が良くて距離の非常に近い友達に対して使うと、それによって逆に距離を感じさせてしまう場合もありますので、その場面が敬語を使うべき場面なのかどうかを判断する必要があります。

「気を使ってくれてありがとう」を敬語で言い換えた場合の使用例

「気を使ってくれてありがとうございます」と丁寧な言葉で伝える場面としては、目上の人に対してや、かしこまった場面で使うことが挙げられます。

「気を使ってくれてありがとう」の尊敬語

「気を使ってくれてありがとう」の尊敬語は、「気を使ってくださりありがとうございます」という言い回しになります。

尊敬語とは、相手の立場を自分よりも高めて言葉を使うことにより、相手に敬意を表す言葉です。

「相手がしてくれたこと」に対して使う言葉になります。

「気を使ってくれてありがとう」の謙遜語

「気を使ってくれてありがとう」の謙譲語(謙遜語)は、「気を使っていただきありがとうございます」という言い回しになります。

こちらは尊敬語とは反対に、自分の立場を相手よりも下の状態にすることにより、相手に敬意を表す言葉となります。

「自分がしてもらったこと」に対して使う言葉です。

まとめ

「気を使ってくれてありがとう」の敬語表現について、ご理解いただけましたでしょうか。

この記事で紹介した2種類の敬語の他にも、いくつかの敬語が存在します。

ぜひそれらの敬語についても考えてみてはいかがでしょうか。