「くびったけ」とは？意味や言葉の使い方、概要など

「くびったけ」とはどんな意味の言葉なのでしょうか。

今回は、「くびったけ」の意味と類語について解説します。

「くびったけ」とは?意味

「くびったけ」とは、「人や物事に深く思い入れとりこになっているさま」を意味する言葉です。

「くびったけ」の概要

「くびったけ」とは「首の丈」つまり「首までの高さ」を意味します。

「人や物事に強い関心を抱き離れられなくなっている様子」を深みにズッポリとはまり込み首まで埋まってしまい抜けだせなくなっている様子になぞらえた言葉で、一般的には「すっかりほれ込んでいるさま」を表します。

基本的には恋愛感情に対して用いられますが、強く見込んで期待している相手や熱心に応援している有名人など恋愛感情以外の強い主に対して使うこともあります。

ただ好きなだけではなく「他のことが目に入らないほど強くひきつけられているさま」を指す表現です。

「くびったけ」の言葉の使い方や使われ方

・『彼は彼女にくびったけだ』
・『くびったけなのをいいことに便利に使うのは人として恥ずべきふるまいである』

「くびったけ」の類語や言いかえ

・ぞっこん
「すっかり思い入れて脇目もふらないさま」を意味する言葉です。

心の一番奥深い部分まで夢中になっている様子を表す言葉で漢字では「底根」と書き、これ以上ないほどの深みにはまっている様子を表しています。

まとめ

「くびったけ」はやや古い言葉ですが今でも普通に使われている表現です。

人の感情を表す言葉は微妙なニュアンスの違いで使い分けられているので正確な意味を覚えておきましょう。