「持って行く」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

「持って行く」の敬語表現・使用例について解説していきます。

さらに「持って行く」の尊敬語・謙遜語についても紹介しています。

「持って行く」の敬語での表現

「持って行く」の敬語での表現

「持って行く」【もっていく】というのは、「物などをある場所にまで所持して行くこと」を意味している言葉です。

「持って行く」を敬語で言い表したいときには、相手に対する敬意を示す尊敬語として「お持ちになる」「お持ちくださる」「持って行かれる」を使うことができます。

「持って行く」には自分の立場をへりくだる謙譲語もあり、「持参します」「持参いたします」「お持ちいただく」などを挙げることができます。

「持って行く」の丁寧語の表現として、シンプルな「持っていきます」もあります。

「持って行く」を敬語で言い換えた場合の使用例

「持って行く」を敬語で言い換えた場合の使用例

「持って行く」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。

・『会議を開催する会場にまで参考資料をお持ちくだされば幸いです』
・『誰も非常用の避難グッズを持っていないということですので、私が避難訓練の際に持っていきます』
・『スポーツ大会当日には、お昼ご飯の弁当と水分補給のお茶は持参いたします』

「持って行く」の尊敬語

「持って行く」の尊敬語

「持って行く」の尊敬語には、「お持ちになる・お持ちになります」「お持ちくださる・お持ちくださいます」「持って行かれる・持って行かれます」があります。

「お〜くださる」のかたちで、相手への尊敬の念を示す尊敬語として使うことができる敬語になります。

例えば、「みんなで登山に行くときには、どのような装備や非常食を持って行かれますか」などの例文で使用できます。

「持って行く」の謙遜語

「持って行く」の謙遜語

「持って行く」の謙遜語には、「持参する・持参します・持参いたします」「お持ちいただく・お持ちいただきます」があります。

「持参」という名詞そのものに、「持っていく」をへりくだった謙遜語としてのニュアンスがあります。

「お持ちいただく」「持ってきてもらう」の謙譲語として解釈することができます。

例えば、「天気予報では降水確率が60%で微妙な天気となりそうですが、傘などの雨具は持参いたします」などの例文において使うことができる謙遜語になっています。

まとめ

まとめ

この記事では、「持って行く」の敬語表現と使用例を分かりやすく説明しました。

「持って行く」の尊敬語は「持って行かれる」「お持ちになる・お持ちくださる」、謙遜語は「持参する・持参いたします」などになります。

「持って行く」の尊敬語・謙遜語の敬語について詳しく知りたいときは参考にしてみてください。

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