「参照する」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

「参照する」を敬語で表現する場合、どのようになるでしょうか。

使い方や敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。

「参照する」の敬語での表現

敬語には相手への敬意を表現する「尊敬語」と自分をへりくだって表現する「謙譲語」、言葉遣いを丁寧にして敬意を示す「丁寧語」があります。

「参照する」を「尊敬語」で言い換えた場合、「ご参照になる」や「ご参照になられる」「ご参照いただく」などになります。

「謙譲語」で表現すると「参照いたします」「参照させていただきます」、丁寧語で表現すると「参照します」などになります。

「参照する」を敬語で言い換えた場合の使用例

・『周夫祭はメール本文をご参照ください』
・『本日の討議内容についてはお手元の資料をご参照いただければと存じます』
・『こちらの論文を参照させていただきました』

「参照する」の尊敬語

尊敬語は相手の行動や立場に敬意を払う表現です。

「する」はサ変動詞のため「ご〜になる(される)」といった形を使用し、「ご参照になる」「ご参照になられる」のようになります。

また「ご参照いただく」のように使用されることもあります。

「参照」には「行く」の謙譲表現である「参る」の漢字が入っていますが、「参照」という単語自体には謙譲の意味はありませんので「尊敬語」として問題なく使用することができます。

「参照する」の謙譲語

自分が参照することをへりくだって言う場合には、「する」の謙譲語である「いたす」もしくは「させていただく」を使用し、「参照いたします」または「参照させていただきます」のように表現します。

また相手に何かを参照してもらいたい場合には「ご参照いただきたく存じます」「ご参照いただければ幸いです」といった表現も使用できます。

まとめ

「参照する」の敬語表現はビジネスでもプライベートでも頻繁に使用されます。

相手やシーンにあった適切な表現で円滑なコミュニケーションを築きましょう。