「終わったコンテンツを略したネットスラング」
「昔は人気があって流行っていたが、今は飽きられたり人気が落ちたりして流行らなくなったもの」「流行遅れになった漫画・アニメ・商品・サービス」
「オワコン」の解説
「オワコン」の解説
「オワコン」というネットスラングは、「終わったコンテンツ」を略したものです。
「オワコン」というのは、「一般ユーザーに飽きられてしまって(見捨てられてしまって)、人気がなくなり時代遅れになった各種のコンテンツ」を意味しているネットスラングなのです。
「オワコン」の言葉は元々は、アニメファンの間で「昔は人気があったが、今ではすっかり人気がなくなって時代遅れになったアニメ作品」の意味で使われていましたが、2010年頃からインターネット上で一般の人たちにも使われるようになっていきました。
「オワコン」というネットスラングには、「昔は流行っていたのに、現在ではまったく流行らなくなったもの」や「時代遅れになって誰も見向きもしなくなった漫画・アニメ・商品・サービス・文化や習慣」といった意味のニュアンスが備わっています。
「オワコン」の使われ方
「オワコン」の使われ方
「オワコン」というネットスラングは、「昔は人気があって流行っていたのに、現在ではまったく人気がなくなり終わったコンテンツ」に対して使うという使われ方になります。
例えば、「お笑いブームもオワコンという人たちが出てきました」や「新型コロナのせいで、夜の街の産業がオワコン化してきています」といった文章で使えます。
「オワコン」の表現は、「一般ユーザー(世の中の人々)にすっかり飽きられたり見捨てられたりして、今ではすっかり時代遅れ(流行遅れ)になってしまった漫画・アニメ・テレビ番組・商品・サービス・文化や習慣」に対して使うことができるのです。
また実際には終わっていなくても、「終わりそうなコンテンツ・終わってほしいコンテンツ」に対して使われることもあります。
「オワコン」の例文1
「オワコン」の例文1
「オワコン」の例文を紹介して、その意味を解説します。
「スマホで動画・音楽をクラウドに保管して楽しめるようになり、CDやDVDといった物理的メディアがオワコンになりました」
この例文は、「スマホを使った動画・音楽のクラウドサービスの影響で、CDやDVDといった物理的メディアの需要・人気がなくなって時代遅れになった」ということを意味しています。
「オワコン」の例文2
「オワコン」の例文2
「オワコン」の例文を紹介して、その意味を解説します。
「若者の収入が減って未婚化・晩婚化が進んでいることから、結婚はオワコンという声も増えてきました」
この例文は、「若者の収入が減って未婚化・晩婚化が進んでいることから、結婚は人気がなくなり時代に合わなくなった制度(若者があまりしなくなった意味での終わったコンテンツ)という声も増えてきたこと」を意味しています。
「オワコン」の類語・言い換え表現
「オワコン」の類語・言い換え表現
「オワコン」の類語・言い換え表現として、「時代遅れのコンテンツ」「流行遅れのコンテンツ」「誰も見向きもしなくなったコンテンツ」「不人気になったもの」などがあります。
「オワコン」というネットスラングは、「過去には人気があって流行していたが、現在では人気が落ちて流行遅れ(時代外れ)になったもの全般」や「世の中の人々の興味関心がなくなり、見向きもされなくなったもの」を意味しています。
それらの意味合いから、「オワコン」と類似した意味を持っている類語・言い換え表現として、「時代遅れのコンテンツ」「流行遅れのコンテンツ」「誰も見向きもしなくなったコンテンツ」「不人気になったもの」を挙げることができます。