「もみじ」と「かえで」の違いとは?分かりやすく解釈

みなさんは「もみじ」「かえで」がどのようなものかご存知でしょうか?

そこでこの記事では、「もみじ」「かえで」の違いを分かりやすく説明していきます。

「もみじ」とは?

「もみじ」とは?

「もみじ」とは「紅葉」の1つで「秋の終わり頃に落葉樹の葉が赤・黄色などに変わること」、あるいは「その変わった葉のこと」を指しています。

または、「落葉広葉樹が落葉の前に葉の色が変わる現象のこと」「単に赤変すること」と言うこともできるでしょう。

「かえで」とは?

「かえで」とは?

「かえで」は、「かえで科の落葉高木の総称」どあり、葉はてのひらの形をしており、美しい紅葉になります。

少し詳しく見ると「かえで」「ムクロジ科カエデ属の落葉高木の総称」であり、その名前の由来は、葉の形が蛙の手に似ていることから、呼び方を略して「かえで」となったのです。

「もみじ」と「かえで」の違い

「もみじ」と「かえで」の違い

では、ここで「もみじ」「かえで」の違いを見ていくことにしましょう。

どのような違いがあるのでしょうか?

「もみじ」「紅葉する樹木の総称」のために秋の末頃になって葉が赤く色づく葉を指しています。

これに対して「かえで」は、葉が蛙の手の形状をした樹木なので「もみじ」とは異なるカテゴリーと言ってもいいでしょう。

植物学な観点で見れば、「もみじ」はかえで科に属しているものになるのです。

言い換えると「かえで科」の中に「もみじ」という種類が含まれているという理解になってきます。

「もみじ」の例文

「もみじ」の例文

では、ここで「もみじ」の例文を見ていくことにしましょう。

どんなものがあるのでしょうか?

・『今年は秋になってもまだ暖かいよね。このままだともみじが赤くなっていくのも、かなり遅いんじゃないかな。例年より半月以上も遅いかもね』
・『この前日光にもみじ狩りに行ってきたんだけど、車はそんなに多くなかったよ。いつもならすごく渋滞してて、中禅寺湖まで数時間もかかるのに。おかげで帰りも楽だったな』
もみじ狩りというと、日光の紅葉巡りが有名です。

「かえで」の例文

「かえで」の例文

では、次に「かえで」の例文を見ていくことにしましょう。

具体的には以下のようなものが挙げられます。

・『かえでが赤くなるととてもキレイだね。日本の中でも京都のかえでの美しさは何とも言えないな。これだけ紅葉が美しいと他のところが色褪せて見えてしまうんじゃない?さすが歴史のある街だよ』
・『かえでが最も美しく映えるのはおそらく11月の半ば頃だね。でも、東北に行くと、青森の十和田湖や奥入瀬渓流のかえでを見てしまうと、もう他の紅葉が物足りなくなるよ』

まとめ

まとめ

ここまで「もみじ」「かえで」の違いを説明してきました。

秋の終わり頃の紅葉は多くの人たちをしており、和ませてくれますが、「もみじ」「かえで」のことがどんな違いがあるのか意識したことがないかもしれません。

これを契機にどんな違いがあるのかを理解してから、紅葉巡りに行くのもいいのではないでしょうか?

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