「ほの字」とは？意味や言葉の使い方、概要など

この記事では、「ほの字」【ほのじ】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「ほの字」とは?意味

恋愛感情を持つ人が恋こがれることを「ほの字」【ほのじ】と言います。

強く惚れることで、常に頭の中で好きな人に胸を時めかせるわけです。

元々は「惚れる」【ほれる】の「ほ」と「字」を掛け合わせた言葉であり、好きでたまらない気持ちを古典風に表した言葉になります。

「ほの字」の概要

相手に強く惚れた人は恋愛感情を持ち、相手にその気持ちを伝えたいと思います。

とくに、女性が好みの男性に対して愛しいと思う気持ちを持ち、好きな人を思っている様子はまるでかわいらしく、頬を淡いピンク色に染めた可愛らしさを表現します。

このことから若者の間では少し遠まわしに「惚れている」感情を伝えるとき、自分の感情を可愛らしく伝えるわけです。

「ほの字」の言葉の使い方や使われ方

「あの娘は近所の男性にほの字だ」といかに好きでたまらないか気持ちを表します。

「女上司の美しさに惹かれた男性社員がほの字」と言ったり、「新入社員の女の子にほの字」と職場でも好きで仕方がないことを伝えられる言葉です。

相手に直接告白するとき使う言葉ではなく、第三者に誰がどのくらい好きか話すとき伝えます。

まとめ

江戸時代の淡い恋心を表せる「ほの字」は、現在でも多くの人がやんわりと人へ恋愛感情を伝えられる素敵な言葉ですので、さりげなく使って恋する気持ちを伝えてみるといいでしょう。