「グリーンフォーク」とは？意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

この記事では、「グリーンフォーク」の意味を分かりやすく説明していきます。

「グリーンフォーク」とは?意味

ゴルフ用語の「グリーンフォーク」とは、「グリーン上にボールが落下した際にできるへこみを修復するために使う道具」のことです。

「グリーンフォーク」の概要

グリーンを狙って打つアイアンショットや、ウェッジによるアプローチでは、ボールが高く上がり、しかもスピン強くかかります。

そのためにボールがグリーンに落下した際のの衝撃も強くなり、グリーン上にピッチマークと呼ばれるくぼみの発生が起こります。

ピッチマークはボールが当たった部分の芝が薄くなり、その周囲に芝がドーナツ状に盛り上がると言う形状となります。

薄くなった部分の芝は、放置していると枯れてしまい、グリーン上にへこみが生じたままとなり、パットの転がりが悪化する等のプレーへの悪影響が発生する恐れがあり、このピッチマークはプレーヤー自身ですぐに修復する事がマナーとされているのです。

先に記したドーナツ状の芝は、へこんだ部分の芝が寄せられたものです。

従って、修復はこのドーナツ状の芝を、「グリーンフォーク」で、くぼみに戻すようにして行うのです。

具体的にはドーナツ状の盛り上がりの外側に、「グリーンフォーク」を突き刺し、それを内側のへこみに寄せるように作業します。

この作業をピッチマークの周囲3~4ヵ所に行ってやります。

「グリーンフォーク」は食事用の金属製のフォークに似ている事から、この名前で呼ばれています。

ちなみに、「グリーンフォーク」と言う名称は和製英語で、英語では「ボールマークリペアツール」、または「ディボットツール」と呼ばれています。

「グリーンフォーク」は一般的には二本刃が使われる事が多いですが、慣れて来れば芝へのダメージを少なくできる一本刃を使われるのもお勧めです。

また修復作業として、4本程度の金串様の角をピッチマークに刺し込で、軽くひねって抜く動作を3回程度行うことで完了すると言った便利なタイプも市販されています。

「グリーンフォーク」の言葉の使い方や使われ方

「グリーンフォーク」の言葉は、以下の例の様に使われます。

・『彼はグリーンフォークを使って芝の修復をする際に、芝を持ち上げすぎていました。それでは芝の根を切ってしまい、かえってコンディションを悪くしてしまうので、正しい作業方法を教えました。』
・『初心者にとっては、グリーンフォークでボールマークで芝の根を切らない様に正しく修復をするのも一苦労です。』

「グリーンフォーク」の関連語

・「グリーンフォーク」の英語名は、「ボールマークリペアツール」、「ディボットツール」です。

・「グリーンフォーク」を使って修復すべきくぼみは、「ピッチマーク」、「ボールマーク」と呼びます。

まとめ

「グリーンフォーク」とは、「グリーン上にボールが落下した際にできるへこみを修復するために使う道具」のことです。

グリーン上に出来たへこみ(ピッチマーク)を自分で修復する事は、ゴルファーのマナーとされています。