「オクシモロン」とは?意味や言葉の使い方、概要など

「オクシモロン」とは何を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「オクシモロン」の意味と類語について解説します。

「オクシモロン」とは?意味

「オクシモロン」とは?意味

「オクシモロン」とは、「筋の通らない言葉を組み合わせて別の意味をもたせる修辞技法」を意味する言葉です。

「オクシモロン」の概要

「オクシモロン」の概要

「オクシモロン」が意味するのは「頭のいいバカ」「きれいなブス」など本来であれば組み合わせ使われることのない意味が相反する言葉同士を組み合わせです。

本来の言葉の意味からするとこのような組みあわせはつじつまが合わず筋が通りませんが、文章表現としてあえて異なる意味の言葉同士を組み合わせることでてまったく別の意味が生まれたり解釈の可能性が広がったりするケースもあります。

上記の例で言えば大学教授など本来は賢く頭がいい人なのに陰謀論やデマにだまされているバカな人は「頭のいいバカ」ですし、顔の造作が悪くてもセンスが良くメイクも上手で見た目がそれなりにきれいにまとまっている人は「きれいなブス」です。

このように相反する要素を併せ持つケースは言葉のいいから考えるとありえないことですが現実には見られる現象です。

そのような一言では上手く説明できない概念を示すために作られる新たな合成語としての修辞技法を「オクシモロン」といいます。

「オクシモロン」の言葉の使い方や使われ方

「オクシモロン」の言葉の使い方や使われ方

・『オクシモロンには色々なパターンがある』
・『的確な表現のオクシモロンを思いついた』

「オクシモロン」の類語や言いかえ

「オクシモロン」の類語や言いかえ

・撞着語法
「通常は相容れない意味を持つ複数の言葉を含む語による表現」を意味する言葉です。

「オクシモロン」の日本語訳にあたります。

まとめ

まとめ

「オクシモロン」はことわざや慣用句の中にも見られる修辞技法であまり意識せずに使われている言葉もたくさんあります。

適当な組み合わせでも意味深に聞こえるため多用する人もいますが乱用すると意味がわかりにくくなり伝える力が低下するのでほどほどにしておきましょう。

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