「トリックスター」とは?意味や言葉の使い方、概要など

「トリックスター」とは何を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「トリックスター」の意味と類語について解説します。

「トリックスター」とは?意味

「トリックスター」とは?意味

「トリックスター」とは、「物語において突飛な行動などで関係性をかき乱しストーリーを展開させる役回り」を意味する言葉です。

「トリックスター」の概要

「トリックスター」の概要

物語作品にはさまざまなタイプのキャラクターが登場しますがルールを守るキャラや秩序を重んじるキャラだけでは話がなかなか進みません。

物語を展開させるには突発的な事態や予想外の行動などある種のアクシデントが必要ですが、そのような「物語を先に進めるために必要なアクシデントやトラブルを引き起こすキャラクター」「トリックスター」といいます。

イタズラやおふざけがきっかけで争いが起きたり感情をあおるような言動で行動をうながしたりといった「自分で直接手を下すのではなく人を操ったりそそのかしたりなどきっかけを作る形で事件を起こす役回り」「トリックスター」の本質です。

神話からハリウッド作品まで世界各国の物語作品に似たような類型が見られます。

「トリックスター」の言葉の使い方や使われ方

「トリックスター」の言葉の使い方や使われ方

・『人々の心をかき乱すトリックスター』
・『トリックスターがいないと物語が展開しにくい』

「トリックスター」の類語や言いかえ

「トリックスター」の類語や言いかえ

・狂言回し
「物語において進行を助けるために登場するキャラクター」を意味する言葉です。

作品中で事件を起こしたり行動によりトラブルが発生したりなど秩序を乱し物語が動くきっかけを作る役回りを指します。

まとめ

まとめ

「トリックスター」は物語作品の役回りを意味する言葉ですが、そこから転じて実在の人物に対して使われることもあります。

いないと物語が始まらないが実際にいるとやっかいなことこの上ない存在です。

面白おかしく活躍するので人気になりやすいキャラでもあります。

どのようなパターンがあるのか、気になる方は物語を比較して調べてみてください。

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