「カウントバック」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフ用語のひとつに「カウントバック」という言葉があります。

アマチュア大会のルール説明などで使われるこの言葉、いったいどのような意味なのでしょうか。

今回は、「カウントバック」の意味と関連用語について解説します。

「カウントバック」とは?意味

「カウントバック」とは?意味

「カウントバック」とは、「ゴルフの大会においてトータルスコアが同じ選手がいるときに18番ホールのスコアが勝る選手を上位とする順位決めの方法」を意味するゴルフ用語です。

「カウントバック」の概要

「カウントバック」の概要

ゴルフの大会ではトータルの打数が最も少ない選手が優勝となります。

大会期間はそれぞれ異なりますがプロなら数日、アマチュアの場合はほとんどが1日で勝敗を決します。

ゴルフは同じコースを同じようにプレーするという性質上、複数の選手が同じスコアで並びやすいスポーツです。

特に難易度の低いコースだとスコアを落とす選手が少なく、腕自慢の集まるアマチュア大会だとトータルスコアが同じ選手が複数人いることが珍しくありません。

トータルスコアが同じで複数人が並んだ場合どうやって順位を決めるかは大会ごとに異なるルールが採用されています。

順位を決めずに複数人が同時優勝になることもありますが優勝者をひとりだけに決めなければいけない場合に用いられる順位ぎめ方法のひとつが「カウントバック」です。

「カウントバック」ではトータルスコアで並んだ選手同士の18番ホールの成績を比較し最も少ない打数の選手が優勝になります。

18番ホールの成績が同じ場合は17番ホールの成績を比較、17番ホールの成績も並んでいる場合は16番ホール、というように各ホールのスコアを18番ホールから順番に決着が着くまでさかのぼって比較していきます。

「カウントバック」は主にアマチュアの大会で採用されている方法です。

順位を決める方法が明確単純であることから面倒が少なく、誰でも検証できるので透明性にも優れています。

ゴルフ競技では18のホールすべてが平等であるべきなのに「カウントバック」では18番ホールに近づくほど重要性がますことからゴルフ本来の考え方を歪めているのでは、という意見はあるものの大きなデメリットはなくアマチュア大会では広く採用されています。

「カウントバック」の言葉の使い方や使われ方

「カウントバック」の言葉の使い方や使われ方

・『この大会ではカウントバック方式で優勝者を決定します』
・『カウントバックによる優勝決定を意識して18番ホールは攻めのゴルフを意識する』
・『最終ホールで追いつかれてしまい、カウントバックにより優勝を逃した』
・『カウントバックでの決着は嫌なのでなんとしてもスコアを伸ばしたい』

「カウントバック」の関連語

「カウントバック」の関連語

・マッチングスコア
「スコアが並んだ選手同士の順位を後半9つのコーススコアで決める順位決めの方法」を意味するゴルフ用語です。

1つのホールのスコアのみで決める「カウントバック」よりも不満は出にくいとされていますが公平さについて大きな違いはありません。

まとめ

まとめ

アマチュア大会に出るなら「カウントバック」はぜひとも知っておきたいゴルフ知識です。

同点優勝がない大会では18番ホールに近づくほど相対的に重要性が増すので優勝を目指すなら意識してプレーしてください。

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