「打ち込み」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフで注意すべき行動のひとつに「打ち込み」があります。

初心者がやりがちなこの行動、危険が伴うことから厳しく注意されますが具体的にはどのような意味なのでしょうか。

今回は、ゴルフ用語「打ち込み」の意味と関連用語について解説します。

「打ち込み」とは?意味

「打ち込み」とは?意味

「打ち込み」とは、「コース上でプレイしている前の組にボールを打ち込んでしまうこと」を意味するゴルフ用語です。

「打ち込み」の概要

「打ち込み」の概要

ゴルフ競技ではプレイヤーが数人で組を作り各組がそれぞれコースを回ってプレーします。

協議会ではない一般のプレーでも組を作ってプレーするのは同じです。

その日の先頭の組を除き、プレイヤーの前には前の組出回っている別のプレイヤーがラウンドしています。

各組がプレーを開始する時間は一定の距離が取れるようずらして設定されていますが前の組のプレーが遅い、あるいは自分たちのプレーが速いと組同士の距離が近づいてしまいます。

「打ち込み」とは「前の組が近くにいる状況にもかかわらず届く距離のショットを打ってしまう行為」を指します。

ゴルフボールは非常に固く、アマチュアのスイングであっても打球が直撃すると大ケガになりかねない危険なものです。

そのように危険を伴うと理解していながら人にいる方向に向けてショットする危険行為が「打ち込み」です。

「打ち込み」は当然マナー違反ですが単なるマナー違反ではなく重大事故につながる危険行為であり、ゴルフプレイヤーとしては絶対にやってはいけない行為です。

もしも打球が頭に直撃するようなことがあれば死亡事故になる可能性もあります。

人に向けてボールを打ってはいけないというのはゴルフプレイヤーとして最低限身につけておくべき常識であり、その最低限の常識すら守れない「打ち込み」が強く非難されるのも当然です。

前にプレイヤーが居るのをわかっていながらわざと打つのは論外ですが、不注意やミスによる「打ち込み」はアマチュアプレーでは少なからず発生しています。

なぜ危険を伴う行為なのに「打ち込み」が起きてしまうのでしょうか。

「打ち込み」が発生してしまう大きな原因が「距離の誤認」です。

前の組までの距離を誤って認識してしまうとかなり近くにいるのに遠くはなれているから大丈夫と勘違いしてショットしてしまい「打ち込み」が起きてしまいます。

もうひとつ大きな原因となるのが「プレーの急ぎすぎ」です。

いわゆるせっかちなプレーをする人はとにかく自分が早くショットすることばかりに頭がいきがちです。

前の組の動きが遅いと気持ちばかりがせいてイライラが溜まってしまい、本来なら前の組が先に行くまで待たなければいけないのに待ちきれないからと無謀なショットを打ってしまえば高確率で「打ち込み」になってしまいます。

「打ち込み」してしまったらとにかくすぐに謝罪しましょう。

相手の怒りはもっともなので言い訳せず頭を下げてください。

「打ち込み」の言葉の使い方や使われ方

「打ち込み」の言葉の使い方や使われ方

・『前の組が見えるから打ち込みに注意しよう』
・『打ち込みを避けるためにいったんプレーを止める』
・『不注意による打ち込みでも危険に変わりはない』
・『距離の出ないクラブなら打ち込みにはならないだろう』

「打ち込み」の関連語

「打ち込み」の関連語

・スロープレー
「プレーが遅く時間がかかること」を意味するゴルフ用語です。

前の組が「スロープレー」だと距離がつまり「打ち込み」が起きやすくなります。

まとめ

まとめ

「打ち込み」は非常に危険な行為です。

万が一にも起きないよう前の組に十分注意してプレーしてください。

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