「そっくり」とはどんな意味で使われる言葉なのでしょうか。
今回は、「そっくり」の意味と類語について解説します。
「そっくり」とは?意味
「そっくり」とは?意味
「そっくり」とは、「とてもよく似ていること」と「残らずまるごと」という二つの意味で使われる言葉です。
「そっくり」の概要
「そっくり」の概要
鏡で写したかのように見間違えるほどよく似ていることを表す言葉ですが、これはもうひとつの意味である「残らずまるごと」と深く関係しています。
「そっくり」は本来「残らずまるごと」「そのまま全部」といったような全体をそのままの状態にしておくことを表す意味の言葉で、よく似ているという意味はそこから転じたものです。
見比べた時に欠けや抜けがなくすべてを残らず写し取ったようであることから「そっくり」がよく似た様子を指す言葉として使われるようになりそちらの意味で使われる方が多くなっていたとされています。
「そっくり」の言葉の使い方や使われ方
「そっくり」の言葉の使い方や使われ方
『双子なので顔がっそくりだ』
『金目のものをそっくりいただいていく』
「そっくり」の類語や言いかえ
「そっくり」の類語や言いかえ
・ごっそり
「大量にあるものを残らずまるごと」という意味の言葉です。
よく似ているという意味合いはありません。
まとめ
まとめ
「そっくり」は主に二つの意味で使われる言葉でそちらの意味合いでも同じ程度頻繁に使われています。
よく似ているという意味合いは同じようなニュアンスの言葉がなくほぼこの表現が用いられるので覚えておきましょう。