「コクハラ」とは意味や使い方、英語や例文も解説

「コクハラ」の解説

「コクハラ」の解説

「コクハラ」「脈のない状態で異性に告白する嫌がらせ」という意味です。

「告白ハラスメント」の略で、「ハラスメント」「嫌がらせ」という意味で、「セクハラ」「モラハラ」「パワハラ」などが社会問題となっています。

「全く興味もない異性から告白されるのは、された側にとっては苦痛であること」として使われて注目されています。

元ネタは、ニュースで紹介された「新しいハラスメント」の一つから来ていますが、ネット上で「コクハラ」がプチ炎上する現象も発生しており、ツイッター上でトレンド入りする程です。

理由は「脈があるかどうかは告白するまで分からないもので、それを確かめる為に告白するのであるから、意図的な嫌がらせではない」というコメントが多かったからです。

このことから、「コクハラ」という表現は正しいか、正しくないか、実際に「コクハラ」になるのはどの様なケースなのかなど、ネット上で様々な意見が飛び交っています。

「コクハラ」の使われ方

「コクハラ」の使われ方

「コクハラ」は、「脈なしの異性に告白して、嫌がられること」に使われます。

告白されて相手が不快に思ったら「コクハラ」になってしまうのです。

ただし、ネット上では「コクハラ」が使われるシーンについて定義する人もいます。

例えば、「罰ゲームで無理に異性に告白すること」「相手のことが好きでもないのに賭けや見栄、冗談で告白すること」などは、相手に対して失礼な行為ですので「コクハラ」が使われることが多くなります。

また、同じ告白する場合でも、やり方によっては「コクハラ」になる場合もあります。

例えば「帰り道に待ち伏せされて突然告白された」「周りに大勢人がいる中で、大声で告白されてとても断れない状況だった」「何度も断ったのに、しつこく告白され続けた」などは、完全に相手に対して迷惑行為に当たることから「コクハラ」が使われます。

同じ「告白」でも相手を追い詰める様な行為は「ハラスメント」になると言えるのです。

「コクハラ」の例文

「コクハラ」の例文

「コクハラ」の例文を紹介します。

「脈ナシでも告白されて心が動くこともあるから、全てコクハラとは言えない」

脈ナシの異性でも、告白されて初めて相手に興味を持ち、「友達としてなら」と思って付き合ってくれる可能性もあるので、一概に「コクハラ」とは言えないと言っています。

「彼がコクハラと言われるのは可哀想かも」

勇気を振り絞って好きな異性に告白したにもかかわらず、「コクハラ」と言われてしまった男性に対して同情していることを表しています。

「ネット上ではコクハラ論議で盛り上がっている」

ニュースで「コクハラ」という言葉が使われていたことについて、疑問視するコメントが殺到していることを表しています。

「あれは完全にコクハラでしょ」

異性につきまといながら何度も「付き合ってよ」と言い続ける人に対して、周囲の人も「ハラスメント」だと思っていることを表しています。

「コクハラ」の類語・言い換え表現・関連

「コクハラ」の類語・言い換え表現・関連

「コクハラ」の類語・言い換え表現・関連語を紹介します。

「迷惑な告白(めいわくなこくはく)」

「迷惑な告白(めいわくなこくはく)」

相手に迷惑がかかっていると思わずに、自分の気持ちを伝えてイメージを悪くしてしまうことを言います。

「一方的な告白(いっぽうてきなこくはく)」

「一方的な告白(いっぽうてきなこくはく)」

相手の気持ちを考えずに、自分だけ思いを伝えれば満足する様な告白の仕方です。

「コクハラ」の英語

「コクハラ」の英語

「コクハラ」という単語に相当する英語はありません。

そもそも海外には「告白」に当たる言葉はなく、「tell」「ask」など遠まわしな表現が使われるからです。

「ハラスメント」を生かすならば「harassment of confessing his/her feelings(気持ちを打ち明けることの嫌がらせ)」などになります。

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