「高麗グリーン」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

この記事では、ゴルフ用語の「高麗グリーン」の意味を分かりやすく説明していきます。

「高麗グリーン」とは?意味

「高麗グリーン」とは?意味

「高麗グリーン」とは、「高麗芝を使用したグリーン」を意味しています。

「グリーン」というのは、「短く綺麗に刈りそろえた芝でつくられていてカップ(ホール)が設置されているゴルフコースの要素」です。

「高麗グリーン」「高麗芝・姫高麗芝」は日本で育ちやすい特有品種になります。

そのため、かつて日本のゴルフ場ではこの高麗グリーンが主流でした。

しかし、芝目がきつくてパットで打つ球が想定外の変化をしやすいことなどもあり、現在では日本のゴルフ場の約90%以上で「ベントグリーン」が採用されています。

「高麗グリーン」の概要

「高麗グリーン」の概要

「高麗グリーン」に使う「高麗芝」には以下の特徴があります。

・芝・葉そのものが硬くて折れにくいので、ベント芝よりも打ったボールに影響する芝目がきつい。

・日本の高温多湿な気候条件に適応しやすい品種で、冬枯れしやすくボールの動きも加速させられやすい。

・ボールの回転スピードが遅くなりやすくスピンもかかりにくいので、ベント芝と同じ強さでパターを打つとショートになりやすい。

「高麗グリーン」におけるパッティングは、「ベントグリーンよりも強めに打つ(転がりにくいため)」ことがポイントになってきます。

高麗芝は「芝目がきつくて、傾斜と同じだとかなり曲がる傾向」を見せます。

それを前提にして、パターの前に「芝目が傾斜に沿っているか逆らっているか」をしっかりと見極めた上で、パッティングのラインと打つ強さを調整する必要があるのです。

「高麗グリーン」の言葉の使い方や使われ方

「高麗グリーン」の言葉の使い方や使われ方

「高麗グリーン」のゴルフ用語は、「日本の気候に合った高麗芝を使ったグリーン」を意味して使う使い方になります。

「高麗グリーン」という言葉は、「芝がしっかりとしていて冬の季節に枯れやすい高麗芝活用のグリーン」を指し示して使われているのです。

「高麗グリーン」は、「ゴルフコースに使われるメジャーな品種のベントグリーンではない品種のグリーン」といった意味のニュアンスで使用されることが多くなっています。

「高麗グリーン」を使った例文

「高麗グリーン」を使った例文

・『高麗グリーンは温暖湿潤な日本のような気候では育成しやすいのですが、ヨーロッパの寒冷な地方では育たないので使われていません。』
・『高麗グリーンを備えたゴルフ場は日本でも大幅に減少してしまいましたが、西日本中心にあえてグリーンに高麗芝を用いる名門ゴルフ場も残っています。』
・『冬場は枯れて芝目が出にくくなる高麗グリーンでパットを打つ時には、季節によってパッティングの力加減をかなり変える必要が出てきます。』

まとめ

まとめ

この記事では、ゴルフ用語の「高麗グリーン」について分かりやすく説明しました。

ゴルフの「高麗グリーン」は、「日本に特有の種類である高麗芝を使用しているグリーン」を意味しています。

「高麗グリーン」の意味や概要、使われ方などについて詳しくリサーチしたい人は、この記事の内容を読んでみてください。

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