「白黒をつける」はどんな様子に対して用いる慣用句なのでしょうか。
今回は、「白黒をつける」の意味について解説します。
「白黒をつける」とは?意味
「白黒をつける」とは?意味
「白黒をつける」とは、「はっきりと決着をつけること」を意味する慣用句です。
「白黒をつける」の概要
「白黒をつける」の概要
物事の是非や勝敗、善悪など二つに分かれる結論のうちどちらをとるのかはっきり決着をつける様子を表します。
禍根が残らないようはっきりと見える形で決着をつけることを指し、妥協や和解のような中途半端な決着は含みません。
由来は諸説ありますが囲碁の決着に由来するという説が有力です。
囲碁は最後に白黒それぞれの石を数えて勝敗が決着します。
中途半端な決着はなく白か黒どちらかの勝利が確定して決するところになぞらえて明確な決着がつくさまを「白黒をつける」と表現します。
「白黒をつける」の言葉の使い方や使われ方
「白黒をつける」の言葉の使い方や使われ方
『どちらの主張が支持されるのか公開ディベートで白黒をつける』
『どちらが強いか言い争っても埒が明かないので正々堂々と勝負して白黒をつけるべきだ』
まとめ
まとめ
「白黒をつける」は明確な形で争いが決着する場合にのみに使われる表現でどちらとも取れるような中途半端な決着には使いません。
勝負事や揉め事など色々な場面で使われる表現なので正しい意味を理解しておきましょう。