「お願いしてもよろしいでしょうか」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「お願いしてもよろしいでしょうか」について解説をします。

「お願いしてもよろしいでしょうか」とは?意味

ある事柄を頼みたいといった意味です。

「お願い」は「願い」の美化語・謙譲語で、願うことという意味です。

そうなって欲しいと求めることを意味します。

「~しても」は、自分が何かをすることについて相手に許しを求める意です。

たとえば「窓を開けてもいいですか」という場合だと、自分が窓を開けることについて相手に許しを求めている意になります。

「よろしい」は「よい」の丁寧な言い方で、許容できる範囲である、差し支えない、許可できるという意味です。

「窓を開けてもよろしい」という場合だと、窓を開けることについて許可できることを表します。

「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を問う意です。

この場合は、お願いを聞き入れてもらえるかと問いかけています。

「お願いしてもよろしいでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かを他人に頼みたいときに使用をします。

たとえば、荷物を運ぶ手伝いをして欲しいときです。

重い荷物があり、一人では持ち運ぶことができません。

そこに、力のある人がやってきました。

その人に、荷物を運ぶことを手伝って欲しいです。

手伝って欲しいことを丁寧に伝えるときに、この言葉を使うことができます。

目上の人に対して使用しても失礼にはならない言い方です。

自分よりも下の立場の者に対してこのような表現をすると、違和感があります。

下の立場の者には「~してもよいですか」のような言い方をします。

何かをお願いするときには、何をするのか具体的に示すようにしましょう。

あいまいな伝え方では、こちらがやって欲しい通りに行ってくれない可能性があります。

「お願いしてもよろしいでしょうか」を使った例文

・『日程の確認をお願いしてもよろしいでしょうか』

「お願いしてもよろしいでしょうか」の返答や返信例

求められている事柄を行うことができるのか、できないのかを答えます。

受け入れることができるときに「大丈夫です」という表現を使うことがありますが、「大丈夫です」は、よいとも悪いとも受け取ることができるため、別の表現で答えることが望ましいです。

よいという意味なら「~します」のような答え方をします。

できないときには、「申し訳ありませんが」など一言添えて、断ることを伝えます。

まとめ

この言葉は、こうして欲しいと人に求めるときに使用をします。

仕事は一人で行うものではないので、何かを頼む機会がしばしばあることでしょう。

お願いをするときには、こういった丁寧な言葉を使うと相手を不快にさせにくいです。