「ワッグル」とは?意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈(ゴルフ用語)

ゴルフでのみ使われる独特の用語はたくさんありますが、初心者でもよく耳にする独特なゴルフ用語に「ワッグル」という言葉があります。

ゴルフ以外ではまず聞くことがないこの言葉、いったいどのような意味なのでしょうか。

今回は、ゴルフ用語「ワッグル」の意味と関連用語について解説します。

「ワッグル」とは?意味

「ワッグル」とは?意味

「ワッグル」とは、「スイング前にリラックスのため体を揺すったり小刻みに動かしたりする行為」を意味する言葉です。

「ワッグル」の概要

「ワッグル」の概要

どんなスポーツにも共通しているのが「無駄な力みはプレーの質を下げる」という事実です。

人間は体を動かすときに力を込めますが力を入れすぎると思い通りに動かせなかったり本人も予想していなかった動きをしてしまいます。

アスリートは皆大切なプレーの前には心を落ち着かせ体の力を抜くことを心がけていますが余計な力を抜くというのはより良いプレーを実現するために必ず必要な行為です。

ゴルフもほかのスポーツと同様にいいショットを打つためには無駄な力を抜いてショットすることが重要です。

力んでショットしてしまうことを避けるためにスイングの前に行う軽い運動のことを「ワッグル」と呼びます。

「ワッグル」の大きな目的は2つあります。

ひとつは体をリラックスさせて無駄な力を入れないようにするため、もうひとつはショットの前に集中力を高めるためです。

人はじっとしていればしているほど無意識のうちに体を強張り固まらせてしまうものです。

スイング前のアドレスを固める段階で軽く体を揺すったりクラブヘッドを動かしたりスタンスを踏み直すことで体の強張りを防いで体をほぐす効果が発生します。

柔らかくしなやかなスイングを生み出す身体状況をつくるのに「ワッグル」はとても役立ちます。

「ワッグル」には精神面にも効果をもたらします。

気の抜けた状態からプレーに必要な集中力を高めた状態に瞬間的に切り替えるのはプロでも難しく、集中力を書いたままふわっとプレーしてミスしてしまうケースは少なくありません。

スイングの前に意識を切り替える儀式として「ワッグル」をルーティーン化することでメンタルのギヤがスムーズに切り替えられるようになりプレーに必要な集中力を確保できます。

「ワッグル」に決まったやり方やルールはありません。

各自がそれぞれ自分流にやって構いませんが基本としては「間接をほぐす」「スタンスを決める」「クラブ感覚を確かめる」といったスイングの基本を押さえておきましょう。

「ワッグル」の言葉の使い方や使われ方

「ワッグル」の言葉の使い方や使われ方

・『リラックスするために入念にワッグルする』
・『彼のワッグルは独特な動きで見ていて面白い』
・『ワッグルにあまり時間をかけ過ぎるとスロープレーの原因になるので注意が必要だ』
・『ワッグルしないでショットできるのはメンタルがタフな証拠だ』

「ワッグル」の関連語

「ワッグル」の関連語

・足踏み
「スタンスの位置を決めるために軽く足をゆするように動かすこと」を意味するゴルフ用語です。

下半身で行う「ワッグル」としては代表的な動作です。

・準備運動
「負荷の重い運動や重要な動作の前に行う軽い運動」を指すゴルフ用語です。

「ワッグル」も準備運動の一種に含まれます。

まとめ

まとめ

ただの予備動作と思われがちな「ワッグル」ですがやるとやらないとデスコアに大きな違いが出ることもある重要な動作です。

自分なりの動き方を見つけリラックスして打つナイスショットをめざしてください。

タイトルとURLをコピーしました