「胸襟を開く」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「胸襟を開く」とはどんな意味の言葉なのでしょうか。

今回は、「胸襟を開く」の意味について解説します。

「胸襟を開く」とは?意味

「胸襟を開く」とは?意味

「胸襟を開く」とは、「心を開き隠し事なく全てを打ち明けること」を意味する言葉です。

「胸襟を開く」の概要

「胸襟を開く」の概要

「胸襟を開く」「胸襟」とは洋服のえりと胸元の部分を指します。

前ボタンでとめる上の部分にあたるところで、服の首元を緩めリラックスしている様子から「相手に対して心を許し気楽な態度をとっている」という意味で使われます。

喉や首元は人体の急所であり相手に対して警戒心を抱いていれば隠しておくのが普通です。

そのような自らの弱点に当たる部分を開いてさらけ出している様子から、一切の隠し事をせず全てをさらけ出していることを「胸襟を開く」と表現します。

自ら進んで心を許し隠し事なく打ち上明けているさまを表す言葉なので、脅して秘密を聞き出したり取引で情報を得たりなどといった警戒心を抱いたまま話をする場合は含みません。

「胸襟を開く」の言葉の使い方や使われ方

「胸襟を開く」の言葉の使い方や使われ方

『素晴らしい人柄にふれ胸襟を開く』
『警戒心が強いので胸襟を開くにはまだまだ時間がかかりそうだ』

まとめ

まとめ

「胸襟を開く」は相手に対する全幅の信頼を示す表現です。

日常会話で登場する言葉ではありませんが新聞や小説など今でも使われる機会は多いので意味を知っておきましょう。

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