「目から鼻へぬける」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「目から鼻へぬける」とは何を指すことわざなのでしょうか。

今回は、「目から鼻へぬける」の意味について解説します。

「目から鼻へぬける」とは?意味

「目から鼻へぬける」とは?意味

「目から鼻へぬける」とは、「どんなことでもすぐ理解する頭の働きに優れるさま」を意味することわざです。

「目から鼻へぬける」の概要

「目から鼻へぬける」の概要

人間の目は物の形や状況を見るために用いられる感覚機関です。

人は情報の多くを目から入手し頭の中で判断を下しますが、同じものを見て同じ情報を入手したとしても頭の働き次第で判断の早さや結論は異なります。

見てはっきりとわかる情報を入手するに目に対し匂いを嗅いで鼻から入る情報はっきりとしたものではありません。

匂いはそれだけで判断するには十分とは言えないあやふやな情報ですが、言葉ではうまく説明できないがなんとなくわかる第六感に近い感覚を有しています。

怪しい匂いを嗅ぎとったり良し悪しをかき分けたりなど時として目や耳よりも有用な感覚器官として機能することから直感的な判断力の象徴とされています。

「目から鼻へぬける」とは「表面的な情報を聞いただけで直感的な判断が下せるほど処理能力が高い」、つまり「物事の理解力が並外れて早く瞬時に正しい判断を下せるほど頭の回転が早いこと」を意味することわざです。

「目から鼻へぬける」の言葉の使い方や使われ方

「目から鼻へぬける」の言葉の使い方や使われ方

『説明を聞いただけで目から鼻へ抜けるように瞬時に理解した』

まとめ

まとめ

「目から鼻へぬける」を見逃しや聞き逃しの意味で解釈している人がいますがそのような意味合いはなく誤用です。

優秀さを表した褒め言葉なので正しい意味を理解して使いましょう。

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