この記事では、「夥しい」の意味を分かりやすく説明していきます。
「夥しい」とは?意味
「夥しい」とは?意味
「夥しい(おびただしい)」とは、数量が非常に多い様子を意味しています。
他にも、物事の程度や度合いが、甚だしい(はなはだしい)様子を表します。
甚だしいは酷い(ひどい)、激しいなどの意味があります。
「夥しい」の概要
「夥しい」の概要
「夥しい」の「夥」は音読みで「か」と読みます。
「夥多(かた)」で、非常に多いことを表します。
「過多(かた)」も多すぎると言う意味で使われていますが、「夥多」の方がさらにそれを上回っている意味合いがあります。
「夥しい」と似た意味の言葉としては、「膨大」、「ものすごい」、「数えきれない」、「甚大」、あるいは「とてつもない」などが挙げられます。
「夥しい」の言葉の使い方や使われ方
「夥しい」の言葉の使い方や使われ方
・『この場所では時期になると、夥しい数の野鳥の姿を見ることができる』
・『夜空を見上げると、そこには夥しい数の星が散りばめられていた』
・『広すぎる駐車場には車が夥しく並んでいた』
・『夥しい人たちが次々と別の場所へ移動し始めた』
まとめ
まとめ
「おびただしい」は知っていても、漢字の「夥しい」は意外と分からないかもしれません。
このように読みは知っていても、漢字を知らない言葉はけっこうあるようです。
それらを調べることで、語彙や知識を増やしていくことができるでしょう。