「裏を返せば」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「裏を返せば」の意味を分かりやすく説明していきます。

「裏を返せば」とは?意味

「裏を返せば」とは?意味

「裏を返せば」の読みは「うらをかえせば」で、「逆の見方をすれば。

本当のことを言えば」
との意味の慣用句です。

「裏を返せば」の概要

「裏を返せば」の概要

「裏を返せば」の慣用句の由来は、「江戸時代に遊女を指名する時、その遊女の名札を裏返していたこと」で、当時は同じ遊女を繰り返し指名する意味で使われていました。

そこから転じて、「裏を返せば」「同じことをもう一度することも」の意味で使われるようになった言葉です。

しかし、最近ではこうした意味で使われることはなく、先に記した「逆の見方をすれば。

本当のことを言えば」
との意味で使われています。

この「裏を返せば」の意味で「逆に言うと」の表現が使われることもありますが、この二つの言葉にはニュアンスの違いがあります。

「逆に言うと」「同じことを逆の側面から見て言うと」の意味で、同じことを明確に説明する前置きの言葉として使われます。

それに対して、「裏を返せば」は、「表面的にはそう言っているが、実はその奥には、こういう意図が隠れている」と言ったニュアンスで使われる言葉です。

この違いも、しっかり理解しておきたいものです。

「裏を返せば」の言葉の使い方や使われ方

「裏を返せば」の言葉の使い方や使われ方

・『経営陣は色々と理屈を述べていますが、裏を返せば経営方針の失敗は分かっているが、それを認めたくないだけだと言えます』
・『成功したとは言わずに、言い訳を述べているのは、裏を返せば失敗したことを認めていることです』

まとめ

まとめ

「裏を返せば」とは、「逆の見方をすれば。

本当のことを言えば」
との意味の慣用句です。

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